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富士フイルム「中古市場でX100VIを高額で買って欲しくない」「受注分のクリアは近い」

先日「X100VI」中古価格情報を掲載しましたが、PetaPixelが CP+2025 富士フイルム インタビュー記事を掲載ました。「X100VI」の積み上がった受注分のクリアが近く、中古市場で販売されている高額な「X100VI」を買わないように、もう少し我慢して欲しいを語っています。

X100VI

X100VI 生産体制
「X100VI」は発売からまもなく1年経ちますが、極度の供給不足に陥っています。発表時に「X100VI」は前期種よりも2倍の月産台数 15,000台 である報道がありましたが、今では月に15,000台以上生産しているものの、さらに月産台数を2倍にする事は出来ないとのこと。

生産のネックはトッププレート
「X100VI」の増産に出来る限りの事はしているそうですが、工程が複雑な箇所があり特にトッププレートのような部品は多くの工程があり、生産するを増やすのに「X100VI」のようなタイプのカメラは、あまり向いていないとコメント。

X100VIを中古市場で高額で買って欲しくない
PetaPixelは触れていませんが、現在「X100VI」は新規受注を止め、すでに受注した分の生産に注力している印象がありますよね。今回のインタビュー記事で富士フイルムは、受注分のクリアが近づいている事も言及しています。「我々はベストを尽くしており、受注分をクリアできるところまで近づいていると考えており、転売ヤー(再販業者)から高値で購入しないよう、もう少し我慢してくれる事を願っています。」とコメント。五十嵐氏は「カメラを売って儲けようとする人達から買って欲しくない。」「我々はベストを尽くしており、注文クリアに近づいていると思います。」「ですから市場に出回っている高価格帯の製品を買わないよう、もう少し我慢して欲しいのです。」と読者に訴えかけています。