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富士フイルム 後藤社長「まだ色々新製品を出す準備があり、アップトレンドは続く」

先日富士フイルムはQ1決算発表 (2025年4月-6月実績) を行いイメージングは絶好調を維持しています。後日に公開された決算発表・質疑応答資料を見てみると、後藤社長がイメージングは今後も色々新製品を予定しており、アップトレンドが続く見通しを語っています。

富士フイルム

Q : モルガン・スタンレーMUFG証券の⼭崎と申します。 イメージングとCDMOのところで、⼀つずつお伺いさせていただければと思います。 まず、イメージング、1Qのオペレーションの進捗は⾮常に⾼いと理解しております。2Q以降でリスクとして⾒ていることがあれば、ここでご解説いただけないでしょうか。

A : 後藤からお答えします。 ⾮常に1Qは良い成績でございました。理由は、⼀つはinstax関連、WIDE 400、それからWIDE Evo、それから先期に出しましたけどLink 3が好調に推移しているのと、4⽉に発売しましたmini 41、これはクラシックなデザインですけど、これがかなり数字を出しております。 デジカメで⾔えば、X100シリーズのX100Ⅵ、それからハーフサイズのX half。これがやはり、かなりバックオーダーも溜まりながら、順調に動いているということでございます。 これが、まだいろいろ、われわれは新製品を出す準備がございます。それで、そのアップトレンド というのは続くだろう。 あと仮に、アメリカでインフレが起きて、需要が、買い控えの⽅向へ⾏ったとしても、当社はまだ 世界のマーケットを⾒たときに、いろいろ吸収していくというか、そこに持っていけば売れるというようなマーケットがございますので、その辺で調整すれば、この数字は、このまま良いかたちで続くと考えております。 ※トランスクリプト(質疑応答含む)資料より

トランスクリプト資料なので、編集は加えられておらず会話をそのまま書き起こした内容となっています。好調が続くX/GFXカメラですが、今後も続々と新製品が登場しそうな表現となっており、今後どのような新製品が登場するのか楽しみですね。後藤社長は、アメリカ市場におけるインフレや関税関連について対応可能である事が伺える事も語っています。アメリカ市場で売上が落ちた時に余った分が、日本市場に回ってくれば良いのだけど。