富士フイルム「GFX ETERNA 55」正式発表 映像制作用カメラ 2025年10月下旬発売へ
富士フイルムが、映像制作用カメラ「GFX ETERNA 55」を正式発表しました。発売日は2025年10月下旬を予定し、オープン価格となっています。連動してパワーズーム搭載GFレンズ「GF32-90mmT3.5 PZ OIS WR」も発表されました。

GFX ETERNA 55
富士フイルムは2024年11月に「GFX ETERNA」開発発表を行い、国内外の映像系イベントで何度か参考出品を行ってきましたが、ついに正式発表されました。最終的な製品名は「GFX ETERNA 55」に決定。「GFX ETERNA 55」は1億200万画素ラージフォーマットセンサー「GFX 102MP CMOS II HS」を搭載している事が特長の1つ。GFレンズだけでなく、PLマウントアダプター Gを装着する事で「Premista」「35mm」「アナモフィック(35mm)」「Super35」の全5種のシネマフォーマットに対応し様々なレンズが選択可能となり、映像表現の可能性が広がります。
映像制作用カメラなだけに " 電子式可変NDフィルター " を搭載。" DUAL BASE ISO (ISO800/ISO3200) " も搭載。広域ガンマを採用した " F-Log2 C " を搭載することにより最大14stop+のダイナミックレンジを実現。記録コーデックはApple ProRes HQをメインコーデックとして採用しています。富士フイルムのカメラなのでもちろん " フィルムシミュレーション " にも対応。フィルムが紡ぐ光の系譜は途切れる事なく続きます。

GF32-90mmT3.5 PZ OIS WR
「GFX ETERNA 55」の発表に連動してパワーズームを採用したGFレンズ「GF32-90mmT3.5 PZ OIS WR」も発表されました。製品ページを見てみるとキャッチコピーは " その眼差しに、力を " となっており、 小型軽量・シネマ画質をアピールしています。