ホーム > カメラニュース 2021 > ハッセルブラッド 中判ミラーレスXカメラが2022年に登場する? センサー話も少しだけ

ハッセルブラッド 中判ミラーレスXカメラが2022年に登場する? センサー話も少しだけ

Photo Rumorsが、ハッセルブランドの中判ミラーレス 新型Xシステムカメラが2022年に登場する噂があると伝えています。加えて中判センサーの話も少しだけ。

  • このところハッセルブラッドは、Xシステム製品をあまりリリースしていないが、2022年に新型Xカメラ登場するかもしれないちょっとした噂を入手した
  • ハッセルブラッドは2019年にリリースした「X1D Mark II 50c」を最後に新型Xカメラを発表していない
  • DJIがミラーレスカメラをリリースするかもしれない噂もあった (2017年にDJIがハッセルブラッドを買収済み)

ハッセルブラッドは、5000万画素センサーを搭載した初代中判ミラーレス機「X1D 50c」を2017年に投入し、2019年に「X1D II 50c」をリリースし、現時点でXCDレンズ10本をラインアップしています。3世代目となる「X1D」が登場するのか、派生機種が登場するのか気になるところ。

これ以降はデジカメライフ雑談になります。

記憶が定かではないですが「X1D」「X1D II」は同じ5000万画素センサーを搭載していたような気が。さすがに2022年に登場するかもしれない新型Xシステムカメラに搭載されるセンサーが据え置きだとインパクトに欠ける気が。コンセプトや操作性などに新たな価値観を提案していれば別ですが。

ハッセルブラッド・Phase One・富士フィルムが " ソニー製 中判センサー " 搭載を前提に話を進めて行こうかと。中判センサーのライフサイクルは、フルサイズセンサーやAPS-Cセンサーと比べると長く、2022年以降そろそろ新開発の中判センサーの登場を期待したいとところ。

ソニー製センサー
  • IMX411 … 1億5000万画素 裏面照射型 CMOSセンサー (モノクロ / RGB)
  • IMX461 … 1億画素 裏面照射型 CMOSセンサー (モノクロ / RGB)

これまでの流れを見ると新型中判センサーは、Phase One → ハッセルブラッド → 富士フイルム の順に採用している印象で2022年にハッセルブラッドに動きがあるという事はPhase Oneも動きがあるかもしれないと思う事も。Phase Oneは搭載センサーをソニーと共同開発した事を謳って新型カメラを発表する事が多く、中判市場でいち早く新型センサーを搭載してくる傾向があります。ハッセルブラッドに動きがあるとすれば、Phase Oneに動きがあってもおかしくありません。

富士フイルムは今年「GFX100S」と「GFX50S II」を投入したばかりなので、動きがあっても2019年に発売した「GFX100」後継機あたりになるのではないでしょうか。ちなみにGFレンズは、2022年に「GF20-35mm」、2023年に「GF55mmF1.7」と「GFティルトシフトレンズ」を予定しています。Xシリーズが2022年に10周年を迎えるので富士フイルムは来年Xシリーズに注力しそうな予感。

SONYソニーセミコンダクタソリューションズ製品ページを見てみると民生カメラ用の中判センサーは、上記のように「IMX411」と「IMX461」をラインアップしています。2022年以降に新開発の中判センサーがリストアップされる事に注目です。