ホーム > カメラニュース 2015 > DxOMarkが、Leica Q Typ 116のセンサースコアを公開

DxOMarkが、Leica Q Typ 116のセンサースコアを公開

DxOMarkが、フルサイズ・コンパクト機 Leica Q Typ 116 のセンサースコアとレビューを掲載しました。Leica Q Typ 116は、これまでDxOMarkがテストしたライカカメラの中で、一番ISO感度耐性の高いカメラだそうです。

Leica Q Typ 116 センサースコア
  • 総合スコア : 85ポイント
  • 色深度 : 24.3bits
  • ダイナミックレンジ : 12.7Evs
  • ISO高感度耐性 : 2221ISO

ISO高感度耐性は、DxOMarkがこれまでテストしたライカ・カメラの中で一番良いスコアのようです。このLeica Q Typ 116 センサースコアは、先日登場した " サイバーショット RX1R II センサースコア " 公開時にフライング掲載していましたが、今回正式な記事が登場した感じです。

Leica Q Typ 116 センサースコア

Leica M Typ 240 と Leica M9 Pと比較していますが、全体的にLieca Q Typ 116 の素養の良さが伺えるグラフになっている印象です。色感度は低ISO時 Leica M Typ 240と同等ですが、ISO400以降は Leica Q Typ 116 がわずかに改善しているのが分かります。ダイナミックレンジに関しても、ISO400以降 Leica Q typ 116 が大幅に上回っているのが分かります。

ソニー サイバーショット RX-1R と α7R II とも比較しています。RX-1R II と比較していないのが謎ですが、初代 RX-1R と比較すると善戦していますが、α7R II と比較すると差を付けられているようです。ISO800以降は、RX-1R よりも Leica Q Type 116 の方がスコア的に上回っていく模様。

Leica Q Typ 116 は、印象的なセンサーを搭載し、すっかりモダンなカメラに仕上がっているとコメントしていて、センサー性能的には Leica M Typ 240 に近いが、わずかにノイズが低く、ISO高感度時のダイナミックレンジが大幅に改善されていて明らかに違うセンサーが搭載されていると結論付けています。