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ライカ APO-SUMMICRON-SL f2/28mm 発表間近 SL2-S センサースコアも登場

ライカが次に発表するレンズはLマウント「APO-SUMMICRON-SL f2/28mm ASPH.」と噂されていましたが、軒下デジカメ情報局が海外販売店に追加され価格は5,195ドルと伝えています。加えてDXOMARKが「ライカSL2-S」センサースコアを掲載しました。※Update :「APO-SUMMICRON-SL f2/28mm ASPH.」が正式発表されました。

ライカ APO-SUMMICRON-SL f2/28mm ASPH.

ライカ APO-SUMMICRON-SL f2/28mm

新たな製品画像も掲載。登録時の価格は5,195ドルとなっており単純に円換算してみると約54万5,000円になります。現行Lマウント単焦点レンズの国内ライカオンラインストア価格(税込)をチェックしてみると…

  • アポ・ズミクロンSL f2/35mm ASPH. … 660,000円
  • アポ・ズミクロンSL f2/50mm ASPH. … 627,000円
  • アポ・ズミクロンSL f2/90mm ASPH. … 704,000円
  • アポ・ズミクロンSL f2/75mm ASPH. … 638,000円
  • ズミルックス SL f1.4/50mm ASPH. … 704,000円

国内では60~70万円台の価格帯となっており、この「APO-SUMMICRON-SL f2/28mm ASPH.」も同価格帯になる事が予想されます。

ライカSL2-S センサースコア

ライカSL2-Sセンサースコア

ライカSL2-S センサースコア

  • 総合スコア : 95ポイント
  • 色深度 : 25.2bits
  • ダイナミックレンジ : 14.1Evs
  • ISO高感度耐性 : 3504ISO

DXOMARK的に「ライカSL2-S」「パナソニック LUMIX S1」「ニコン Z 6」のセンサースコアはほぼ同等であると結論付けています。なので低照度性能が高く、コンセプト的に他のライカカメラよりも動画志向のカメラに仕上がっている事に触れ、加えてライカMユーザーがマウントアダプター経由で(M)レンズを使用する場合大幅に改善したセンサー性能と高精細なEVFの恩恵を受けアピールポイントになる可能性がある事も指摘しています。

順位
  • 14位 α7 III … 96ポイント
  • 15位 パナソニック S1 … 95ポイント
  • 16位 キヤノン EOS R5 … 95ポイント
  • 17位 ニコン Z 6 …95ポイント
  • 18位 α7R … 95ポイント
  • 19位 α7C … 95ポイント
  • 20位 ライカSL2-S … 95ポイント

「ライカSL2-S」は中判カメラを含む総合ランキングで20位に位置し、この95ポイントはソニー「α7C」「α7 III」そしてキヤノン「EOS R5」などに次ぐ順位とのこと。色深度は 25.2bits でダイナミックレンジは 14.1Evs を実現しており良好なスコアで、一番のポイントはISO感度耐性 3504ISO で素晴らしい数値であると評価しています。※2020年2月13日時点の順位

あとライカカメラだけで比較してみても96ポイントの「ライカQ2」に次ぐ総合スコアを実現している事が確認できます。ちなみに「ライカQ2」は4700万画素センサーを搭載し、「ライカSL2-S」は2400万画素センサーを搭載しているのでISO感度耐性は「ライカSL2-S」の方が有利。ちなみにライカM10は86ポイントなっています。