ライカM モノクロームは、シビアな露出補正で最高のトーンを求めてしまうカメラ
PHOTO YODOBASHI が、ライカM モノクロームのレビューとサンプル画像を掲載しています。ライカM モノクロームは、コピーフイルムで撮影したかのような緻密さを持ち、シビアな露出補正で最高のトーンを求めてしまうカメラだそうです。
- 「カラーフィルターを取っ払い、シンプルにモノクロ画像だけ叩き出してくれるカメラを作ってくれないものか」なんて考えていた人には迷わずおすすめできるカメラ
- カラーフィルタを搭載していないM MONOCHROMでは、物理的に感度面で有利でダイナミックレンジにも影響を与える
- M9-Pと比べて、かなり頼りになる高感度特性のよさ
- ISO6400は35mmフイルムのISO800〜1600程度で、解像感はM MONOCHROMのほうが格段によい印象
- ISO800でもある程度ノイズは載ってくる
- M8/M9/M9-Pもローパスレスでシャープだが、M MONOCHROMはさらにシャープで素直な線を描く
- ベース感度で撮影すると、まるでコピーフイルムで撮影したかのような緻密さ
- APO-SUMMICRON-M 50/2 ASPH は、ライカ社が採算度外視で作り上げただけあってよく写る
- 現場できっちり露出設定しないとフイルムのように露出に対してシビアな印象 (後処理に頼るのはなかなか難しい印象)
- モノクロフイルム撮影でドンピシャ!とハマったときのような只ならぬ美しいトーンを、後処理で作るという考えは捨て去った方がよいといった印象
- ポテンシャルを引き出したければナーバスに
- ルーズに撮影するのであれば、M9-Pで撮影して後処理でモノクロ変換でよい
- 曖昧さの介在しないこの感じの描写は、1画素がそのまま1pxとして結像する
- 徹底的に使い込み、禁欲的にモノクロにのめり込むが楽しく思えるカメラ
以前にもPHOTO YODOBASHIで短時間の貸し出しで撮影されたレビュー&サンプル画像がありましたけど、今回はがっちり撮影されたレビュー&サンプル画像で前回も「おぉ~♪」とテンション上がりながら読みましたけど、今回もさらに読み応え見応えのあるレビューになっていますよね。
ライカM モノクロームの性能を最大に引き出すにはシビアな露出が必要とのことですが、掲載されているサンプル画像を見ると、ハイキー描写からローキー描写まで撮ってる感(?)が伝わってくる気がします。