ニコンが、キヤノン EOS 7D Mark II 対抗機の必要性を言及
デジカメWatchが、雑誌デジタルカメラマガジンに掲載されているニコン 映像事業部 マーケティング統括部第一マーケティング部 部長 楠本滋氏 インタビュー記事「8メーカー直撃! 2015年はどうなる? 168の質問」を再編集して掲載しています。その中で、キヤノン EOS 7D Mark II 対抗機のユーザーの要望があり、それに応える必要性があるとコメントしています。
APS-Cサイズの新型一眼レフカメラの開発は進めていますか?
" 勿論DXフォーマットサイズの製品開発は進めております。EOS 7D Mark IIが出て、色々な要望が来ています。私たちもそれに応えなくてはなりません、その必要はあると考えています。曖昧なお答えですが、あらゆる可能性は否定しません。 "
今のところ噂で、2015年初旬に D7200 (D7100 後継機) と D5500 (D5300 後継機) の発表が期待されています。このコメントを読む限り、噂通り2015年中に何かしら新型DX機が登場してきそうな気配を感じます。
FX機に関しては、" 高画素化 " と " 高画質化 " に関する内容を語っているのですが、明確な回答はなく、今後もこれまでの方向性を維持しながら開発されていくのではないでしょうか。
ニコンはD810以降 " 動画機能/品質 " をプッシュし始めましたが、今回のインタビュー記事でも " (デジタルカメラに動画撮影機能は)必須だと思います。" と言い切っています。ニコン機にすぐ " 4K " が採用されるとは思いませんが、基本動画性能はさらに向上していきそうな予感です。
この他にもレンズに関する伸びしろや、画像処理技術に関するインタビューなどが掲載されています。