ニコン D750 反射/フレア問題 他機種比較画像が登場
先日ニコン D750 反射/フレア問題 (ダークバンド問題) が浮上しましたが、Imaging-Resourceが他機種と比較した画像を掲載しています。内部反射でダークバンドが出現し易い環境を再現してテストしているのですが、ニコン D750が明らかにこの影響を受けていることが確認できます。
ニコン D750
上からの光に対してかなり強くこの問題が引き起こるtようです。強めのダークバンドでよく見ると3つバンドが確認できます。下からの光に対しては、フレアは大きく出るが " バンディング " はそれほど大きく出現する事はしないようです。
キヤノン EOS 6D
下からの光に対して、太めのダークバンドがかすかに確認出来るようです。今回のテストは出現し易い環境を再現しているので、通常使用する範囲では気が付かないレベルだそうです。
キヤノン EOS-1D X
D750ほどではないですが、上からの光に対してダークバンドがはっきり確認できるようです。下からの光に対してフレア影響を受けているが、ダークバンドは出現していないとのこと。
キヤノン EOS 5D Mark III
上からの光に対してちょっと影らしきラインが出現し、下からの光に対しては、少しフレアの影響を受け、下のフレーム ギリギリの箇所にダークバンドが出現しています。
ニコン D810
撮影時に露出の設定をミスったそうなのですが、上からの光に対してはフレアの影響が驚くほど少ないが、下からの光ではわずがにバンディングするようです。
ニコン D800E
上からの光に対してわずかにフレアがあるだけで、下からの光に対しても若干下のフレーム ギリギリの箇所にバンディングが出現するぐらいのようです。
ニコン D610
上からの光に対して少しフレアと薄っすらバンドが出現し、下からの光に対して多くのフレアと強めのバンドが出現するようです。
テストした結果、他機種でも同様の問題が起こるが、ニコン D750は他機種よりも影響を受ける事が分かったとコメントしています。下からの光の方がフレアの影響を受け易いがダークバンドはあまり出現しない傾向で、上からの光の方がダークバンドが出現し易いようです。
現時点でこのD750の反射/フレア問題 (ダークバンド問題) を撮影時に回避するには、レンズフードぐらいしかない模様。ズームレンズの場合、テレ端はレンズフードを装着しても効果は薄いようです。
他にも原因と思われるミラー下部のAFセンサーモジュール周辺も画像で各機種比べていて、元記事はなかりボリュームがある内容となっています。