ニコン希望退職者 想定を上回る 1,143名に
ニコンは、1インチセンサー搭載プレミアムコンパクト機 DLシリーズ発売中止に加えて、希望退職者の結果(PDF)も発表していて募集人員1,000名程度を上回る1,143名が退職を希望している事が明らかに。
去年の12月にニコンは希望退職者募集する事を決定し、今回の発表に至る訳ですが想定を上回る人数で日本経済新聞は " ニコン、想定以上の希望退職 「主力の衰え」隠せず " と手厳しい記事を掲載しました。
- 応募者は想定していた人数を大きく上回った
- 今年はニコンにとって創業100年の節目、次の100年に向けた回復の「青写真」は描けていない
- 主力事業の衰え隠せず
- 会社の想定より約150人も多く職場を離れることを決めた
退職金が上乗せされ再就職支援も実施する支援があるからこそ " 第二の人生に踏み切ろう " と考えた社員が多いのではなか?と推測していますが、ニコンの窮状を目の当たりにして転職に動いた社員がいる可能性も指摘しています。
液晶パネルなどのディスプレイ向けの露光装置は好調であるが、半導体製造装置やデジカメの急回復は見込めないと掲載していて、次の成長の柱が見えず構造改革に時間が掛かりそうな事が伺える記事になっています。