「ニコン D3500」正式発表「COOLPIX P1000」ようやく国内発表
ニコンが、エントリークラス DX機「D3500」と海外では発表済みの光学125倍ズームを実現した「COOLPIX P1000」を発表しました。
「D3500」は、有効画素数2416万画素、常用感度はISO 100~25600を実現。NIKKORレンズと組み合わせることにより、高画質で美しいボケ味をさまざまなシーンで手軽に楽しめます。「ニコン D5600」(2016年11月発売)と同じモノコック構造を採用した薄型・軽量ボディーに、ホールド性に優れた深いグリップで、操作性を向上。さらに、再生ボタンの大型化をはじめ、ボディーの背面右側に主要な操作ボタンを整理・集約した新レイアウトにより、一眼レフカメラを初めて使用する方でもわかりやすくスムーズに操作が行えます。
また「D3500」は、「SnapBridge」アプリにより、カメラとスマートデバイスをBluetooth®によって常時接続できます。カメラで撮影したJPEGサムネイル画像2M(200万画素)を自動でスマートデバイスへ転送可能。さらに、「SnapBridge」アプリVer.2.5により、Bluetooth®を介して、スマートデバイスでの静止画リモート撮影が新たに可能となり、多様な撮影シーンに活用していただけます。
「D3500」は、印象的な写真の撮影が簡単にできるだけでなく、「SnapBridge」により思い通りの1枚をスマートデバイスからSNSなどへ手軽にシェアしてお楽しみいただけるデジタル一眼レフカメラです。※プレスリリースより
D3500 基本スペック
- 撮像素子 : 2416万画素CMOSセンサー (有効画素数)
- 画像サイズ : 6000×4000px RAW12ビット (圧縮)
- 光学ファインダー : 視野率95% 倍率0.85倍
- シャッタースピード : 1/4000~30秒
- 高速連写 : 5コマ/秒
- 測光方式 : 420分割RGBセンサーによるTTL開放測光方式
- ISO感度 : ISO100~25600
- 内蔵フラッシュ : ガイドナンバー7
- 動画 : 920×1080 60p/50p/30p/25p/24p
- 背面モニタ : 3型TFT液晶 92万ドット 視野角170° 視野率約100%
- バッテリーライフ : 約1550枚
- インターフェース : i-Speed USB(Micro-USB端子) HDMI端子(Type C)
- サイズ : 124×97×69.5mm
- 質量 : 415g (バッテリーおよびSDメモリーカードを含む、ボディーキャップを除く)
D3400後継機でさらに小型軽量化が施されたエントリークラス DX機になります。30g軽量化され、高さが1mm低くなり、奥行きが6mm薄くなりました。(395g → 365g ※本体のみ) (124×98×75.5mm → 124×97×69.5mm ※幅×高さ×奥行き)
製品ページを見てみると使い易さを前面に押し出し、D3400と同じようにSnapBridgeでスマートフォン/タブレットに撮影した画像を自動転送しSNSに簡単にシェア可能である事を謳っています。バッテリーライフは約1550枚撮影可能で、普通の使い方であれば予備のバッテリー無しで1日使用できるのではないでしょうか。
2018年9月28日(金)発売予定、ニコンダイレクト価格は…
- D3500ボディ : 59,400円(税込)
- D3500 18-55 VR レンズキット : 70,200円(税込)
- D3500 ダブルズームキット : 99,900円(税込)
…となっています。
「COOLPIX P1000」は、広角24mm相当から超望遠3000mm相当までをカバーする光学125倍ズーム(ダイナミックファインズーム時250倍)を搭載。さらに進化した画像処理エンジン「EXPEED」によりさらなる高画質を実現し、手ブレ補正効果5.0段の「デュアル検知光学VR」で手持ちでの望遠撮影時にも手ブレを抑えた撮影が可能です。
また、有機EL採用の約236万ドット電子ビューファインダーを搭載しているほか、MF(マニュアルフォーカス)の調節やホワイトバランスの設定などが可能な「コントロールリング」、グリップしたままフォーカスモードの切りかえが可能な「フォーカスモードセレクター」などを備え、高い操作性を実現しています。 さらに、4K UHD/30p動画やスーパーラプス動画に対応しているほか、豊富なアクセサリーの装着も可能で、多彩な映像表現をサポートします。
超望遠撮影に最適な「COOLPIX P1000」は、野鳥や天体をはじめ、今まで捕捉できなかった被写体の撮影シーンにおいて威力を発揮し、本格的な撮影にも対応するコンパクトデジタルカメラです。
COOLPIX P1000 基本スペック
- 撮像素子 : 1605万画素 1/2.3型原色CMOSセンサー (有効画素数)
- レンズ : 光学125倍ズーム 24-3000mm f/2.8-8 (35mm換算)
- レンズ構成 : 12群17枚(EDレンズ5枚、スーパーEDレンズ1枚)
- 電子ズーム倍率 : 4倍 (35mm換算 12000mm相当)
- ダイナミックファインズーム : 2倍 (35mm換算 6000mm相当)
- 手ブレ補正機能 : 5段分の効果 レンズシフト方式(静止画) / レンズシフト方式と電子式の併用(動画)
- 画像サイス : 4608×3456px 、RAW(NRW)対応 ※ニコン独自フォーマット
- シャッタースピード : 1/4000~1秒、1/4000~30秒(MモードでISO 100時)、1/8000~1/30秒(動画撮影時)
- 絞り : 電磁駆動による7枚羽根虹彩絞り
- 高速連写 : 連写H 7コマ/秒、連写L 1コマ/秒、先取り撮影、高速連写120fps、高速連写60fps、インターバル撮影
- ISO感度 : ISO 100~1600、ISO3200/6400はP・S・A・M・マニュアル動画モード時に設定可能
- 撮影最短距離 : 先端レンズ面中央から約30cm~∞(広角側)、約7.0m~∞(望遠側)
- 撮影最短距離(マクロ) : 先端レンズ面中央から約1cm~∞(広角側)、約7.0m~∞(望遠側)
- 内蔵フラッシュ
- 動画 : 2160/30p(4K UHD)
- 背面モニタ : 3.2型TFT液晶、92万ドット、バリアングル方式
- バッテリーライフ : 静止画 約250枚、動画 約1時間20分
- サイズ : 146.3×118.8×181.3mm
- 質量 : 1415g(電池、メモリーカード含む)
ニコン COOLPIX P1000は海外では2018年7月に発表済みで、ようやく国内発表された感じです。2018年9月14日(金)発売予定、価格はニコンダイレクトで137,700円(税込)とのこと。
前機種P900は人気を博し、今回P1000はさらにズーム域が広がり「ドットサイト DF-M1」も用意されています。望遠域ばかり注目されていますが、マクロAFを採用し様々なシーンが撮影可能。製品ページを見てみると操作性も考えられている事が分かります。P900後継機を待ち続けてきた方にとって待望の " COOLPIX P1000 " ではないでしょうか。