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ニコンが、現行ラインアップ 各機種の立ち位置を明らかに

Photography Blogが、ニコンが現行カメラ・ラインアップ 各種の立ち位置を明らかにしたと伝えています。先日発表したばかりのZマウント APS-C ミラーレス機「Z 50」は、エントリー機ではない模様。

ニコン現行ラインアップ立ち位置

Professional Full-frame / プロ仕様フルサイズ機

  • Z7
  • D850
  • D5

Enthusiast Full-frame / 愛好家向け フルサイズ機

  • D750
  • Z6

Enthusiast / 愛好家向け

  • Z50
  • D7500
  • D500

Advanced Entry / 意識高い系エントリー機

  • D5600

Entry / エントリー機

  • D3500

「Z 50」は、DXミドル~ハイエンドクラスに位置している事が伺えます。「Z 50」競合機は、「EOS Kiss M」というより「EOS M6 Mark II」あたりでしょうか。ソニーだと「α6400」が競合機と見て良いかもしれません。Photography Blogは英国の映像系メディアなので、「Z 50」か何かしら英国ニコンのプレスイベントで公開したもとの思われます。

ニコンは最新インタビュー記事で「Z 50」の上下に位置するDX ミラーレス機を否定していないので、今後 DXミラーレス ラインアップが拡充される可能性も。

「Z 50」のサンプル画像撮影を担当した写真家 コムロミホ氏が、夫である写真家 上田晃司氏と共同で運営しているYouTubeチャンネルでZ50インプレッション動画を公開しています。人によってはセールストーク的に感じるかもしれませんが、Z50の購入を考えている方にとって物欲を刺激する内容となっています。

NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct

ニコン NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct

NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noctのサンプル画像を担当したファッション写真家 Christinan Amman氏のビハインド・ザ・シーン公式動画も公開。普段は被写体を大きなボケ味で際立たせるために400mmを良く使用しているそうですが、58mmノクトは被写体とより近い位置で撮影する事が可能で作業し易く、並外れたボケ味が素晴らしい奥行きを実現し、新しいレベルのリアリズムを生み出している模様。「私が待ち望んでいたレンズである」ともコメントしています。

個人的に気になったのは2Kgのノクトレンズを片手持ちで歩いているワンシーン。無理して力を込めて握っているのか、Zシリーズのグリップとバランスが良くて軽々と持ち歩き出来るのか思わず気になってしまいました。