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ニコン「仙台工場は、映像製品に必要な高機能・高精度な部品生産を継続する」

AERA dot.が、ニコンカメラ国内生産終了記事を掲載しました。カメラの生産自体はタイ工場に移管しますが、映像製品に必要な高機能・高精度な部品に関しては生産を継続しサポートしていく事を明らかにしています。

仙台の生産工場(仙台ニコン)は、およそ40年続いたカメラ生産をタイ工場に移管しますが、映像製品に必要な高機能・高精度な部品生産を継続し、タイの生産工場の生産立ち上げなどで今後もサポートして参ります。

秋の決算発表時に生産拠点を集約すべくタイ工場に生産を移管する事が明らかになりましたが、仙台工場で高機能・高精度な部品に関しては生産を継続する模様。すでにタイ工場は、約30年カメラ&レンズの生産を続けているのでニコン品質を実現しているとのこと。

あと記事の最初の方に10月からタイ工場への移管の準備を進めている事を掲載しており、ニコン製品が品不足傾向にある理由のひとつかもしれません。「Z 7 / Z 6」は、9月末に生産を完了しているとのこと。「D6」は、2021年度中にタイに生産を移管する予定である事が伺えます。

記事の中盤は7年前に取材した回顧録的な印象。その頃はまだデジタル一眼レフが主流の時代でレフ機の製造の難しさとニコンならではのこだわりが伝わる内容で「ニコン品質のカメラを海外メーカーが作ることはないと思います」と語っています。

少し話は変わりますが…

NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S 開発者インタビュー

本動画では、ニコン光学本部 上瀧陽一が、信頼性を受け継ぎ描写性能を飛躍させた"継承と進化"の望遠ズームレンズ NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sの魅力を最高の映像体験を届けたいという思いを込めて語ります。

NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S 開発者インタビュー

本動画では、ニコン光学本部 五味渕治が、シーンを問わない妥協なき光学設計の"真のオールラウンダー" NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sの高性能標準ズームレンズとしての魅力を最高の映像体験を届けたいという思いを込めて語ります。

NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S 開発者インタビュー

本動画では、ニコン光学本部 今榮一郎が、驚異的な軽さと最高の描写力を両立した"ゲームチェンジャー" NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sの大口径超広角ズームレンズとしての魅力を最高の映像体験を届けたいという思いを込めて語ります。

先日ニコンは、「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S」「NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S」「NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S」 開発者が、どのような考えで設計し仕上げたレンズなのかを語る動画をアップしたばかり。Zレンズに関してはすで2022年までのレンズロードマップを公開しているので、生産拠点が集約されてもニコンらしいカメラ&レンズが市場投入されるのではないでしょうか。