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ニコン 国内カメラレンズ2工場閉鎖報道 栃木工場に集約

日本経済新聞が、ニコンが国内カメラ用交換レンズ2工場を閉鎖して栃木県大田原市の工場に集約すると伝えています。

  • 3月末に山形県長井市と福島県只見町の2工場の操業を中止
  • 交換レンズの国内生産は栃木県大田原市の工場に集約

カメラの生産自体はタイ工場に集約する流れですが、レンズ生産体制にもメスが入る模様。レンズ生産に関しては栃木の工場に集約され、今後も高級モデルを中心に手掛けていく事が掲載されています。 22年3月期までに事業運営費を630億円削減する目標を実現するためとのこと。

工場跡地は、長井市が売却予定・只見町は自治体に返却となっているので、完全に工場自体が無くなってしまう事が伺え、後戻りはできません。先日少し赤字が軽減するプレスリリースがあったばかりだけにビックリ。

ニコンは2021年2月4日(木)に決算発表予定で、今回の工場閉鎖の件にも触れると思うので、今後映像事業の方向性をどう示すのか注目です。