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開発中のニコン ハイエンド機は、動画性能も強化されていそう

CP+2021 ATOMOS JAPAN ライブ配信にニコン 商品企画 莊司 知弘氏が参加し、動画RAW出力秘話を公開。Q&Aコーナーでは、製品構成と動画機能搭載に関するニコンの考え方が伺えます。莊司氏が登場するのは中盤以降で、その最後にQ&Aコーナーが用意されています。

他のメーカーでは、専用の動画機を展開しているが、ニコンもそのような機材を出す予定はありますか?

  • 将来的な製品のロードマップや発表されてない製品についての話はできない
  • 動画担当者としては作りたい気持ちはあるが、ニコンは他社のようなシネマカメラのラインアップなどはなく、一眼レフはまだ売っているがミラーレスカメラ1本でやっている
  • それはある意味強みと考えていて、一番最初にHDMI RAWを出せたのは、社内にシネマカメラのラインがないので、動画専用カメラに気を使う事なくミラーレスカメラの動画機能をどんどん良くする事ができるから
  • ミラーレスカメラの動画機能はお客様からの要望は高く、声はちゃんと届いている
  • ニコンは、ハイエンドカメラを実際に開発しており、それを期待して待っていて欲しい

まず最初にATOMOSとニコンがタッグを組んでHDMI RAW動画出力に対応した開発秘話は、どのように話が進み開発していったのか興味深い内容となっています。あとレンズの動画対応話もあり、今後 動画のニコンがどう市場に浸透していくのでしょうか。

ニコン

現時点のニコンは、シネマカメラなどの動画専用カメラを投入する方向性ではなく、どんどん動画機能を向上させ既存のラインアップに実装していく方針である事が伺えます。

「ハイエンド機」を開発中である事を示唆しており、どうやら動画機能も強化されていそうな感じ。ニコンは、今年新製品を多数発表する予定である事も明らかにしているので期待が高まります。ニコンはBlackmagic RAWにも対応し、今後Zミラーレス機の動画機能はどのような進化を遂げるのでしょうか。