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ニコン Zレンズロードマップを更新 薄型単焦点レンズ2本を追加 パンケーキレンズ

ニコンが「NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S」と「NIKKOR Z 24-120mm f/4 S」を発表しZレンズロードマップを更新しました。新たに予定しているレンズも追加されたので見ていきましょう。※英国ニコンのZレンズロードマップを基にしています。※Update :「800mm S-Line」と「DX12-28mm」も追加されているので更新しました。

レンズロードマップ
400mm f/2.8
400mm f/2.8

超望遠ズームレンズ「NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S」と標準ズームレンズ「NIKKOR Z 24-120mm f/4 S」が発表され、シルエットが解除されました。ただし両レンズともに2022年2月発売予定とのこと。

NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S
「NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S」は同時発表された「Z 9」に相応しい超望遠ズームレンズだけに注目しているユーザーさんは多いのではないでしょうか。

NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
「NIKKOR Z 24-120mm f/4 S」はF4通しの5倍標準ズームレンズでしかも " S-Line " レンズとなっており光学性能も期待できるのではないでしょうか。プレスリリースを見てみると「植物などの繊細な描写から、旅行、街歩き、ウェディングなどの多様なシーンで活躍し、高い表現力でハイアマチュアやプロフェッショナルフォトグラファーの撮影をサポートします。」と掲載しています。

マウントアダプター FTZ II
Zレンズロードマップには関係ないですが、待望のマウントアダプター「FTZ II」も発表されました。三脚座を取り除き、凸部を最小化されています。「FTZ II」は年内発売予定とのこと。

そしてZレンズロードマップに新しく追加され予定してしているレンズ群を見てみましょう。

レンズロードマップ

26mm 単焦点レンズ
パンケーキレンズと言って良い薄さの単焦点レンズ。最近のカメラは高画素化が進みレンズも高い光学性能を求められる中でこのパンケーキレンズは、どのぐらいの光学性能を実現しているのか、それとも個性優先の光学性能なのか気になるところ。

DX 24mm 単焦点レンズ
どうやらDX専用で「24mm」レンズが登場しそうな気配です。「DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」と同じぐらいの薄さで「Z 50」や「Z fc」に装着した時の取り回しは良さそうな印象です。

2023年末までに33本のZレンズをラインアップ
Zレンズロードマップには2023年の終わりまでに33本のレンズと2本テレコンバーターをラインアップする事を示唆する文言も確認できます。

※Update :「800mm S-Line」と「DX12-28mm」も追加されている事気が付かず見落としていました。

800mm S-Line

800mm

超望遠レンズ「800mm S」を追加。レンズのシルエットが印象的で「600mm S」よりも小型な望遠レンズに仕上がってり事が確認できます。

DX12-28mm

DX12-28mm

「DX 12-28mm」もリストアップ。徐々にDXレンズも拡充傾向になる事が伺えます。ニコンは2023年末までに33本のZレンズをラインアップする事を計画しているので、その内何本がDXレンズになるのか注目です。「DX 12-28mm」のF値が気になるところ。

400mm S-Line レンズが2本に

400mm

以前のZレンズロードマップは「400mm S-Line」1本を計画していましたが、今回の更新で「400mm S-Line」2本になりました。先に掲載されていた400mm S-Lineレンズは「400mm f/2.8 TC VR」である事が明らかになりレンズボディデザインも公開。このレンズよりも小型な「400mm S-Line」レンズが追加されている事が確認できます。