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ニコン「Z 9」初回出荷分の数はかなり少ない模様

ニコンのZマウント フラッグシップ機「Z 9」は国内で2021年12月24日(金)の発売を予定していますが、Nikon Rumorsが初回出荷分はかなり少ないと聞いたと伝えています。

「Z 9」の初回集荷分の数はかなり少なく、直訳すると " almost symbolic / ほぼ象徴的 " と表現しているの多くのユーザーに手に「Z 9」が届かない模様。すでに予約済みで予約順上位に入っていないと今年中に「Z 9」を手に入れる事は期待しない方が良い掲載。ただしNikon Rumorsは「この噂が間違いであればと思っている」と記事を締めています。

これ以降はデジカメライフ雑談になります。

「Z 9」は世界中で予約が集中している機種で発売日告知プレスリリースで " 「Z 9」および関連商品におきまして、想定を超える大変多くのご予約をいただいております。このため、すでにご予約をいただいているお客さまには、発売日当日に製品をお届けすることができない場合がございます。" と掲載。

加えてニコンダイレクトでは予約受付開始日に " 「Z 9」」は想定を超える大変多くのご予約をいただいておりますので、お届けまでお時間をいただく場合がございます。" と掲載していたので驚きではありません。量販店も軒並み " 発売日以降のお届け " 表記。発売以降にに何となく納期期間が分かってくれば良い方ではないでしょうか。

「Z 9」の月産台数はすったもんだがありましたが " 月産台数 3,500台 " となっており、ニコンは「Z 9」の増産を検討している事は告知済みでどのくらい生産量を増やせるのか注目が集まります。ただし半導体・部品・素材不足の状況下だけに供給不足解消に時間が掛かるかもしれません。元々月産 " 3,500台 " なので増産してもプロ機としての生産数に留まりそうな予感。

しかも北京五輪2022が2月4日~2月20日)に開催予定。ニコンは会場でサポート・ブースを出す事が予想されメディアやプロ・フォトグラファー/ビデオグラファーに「Z 9」が用意されると思うのでニコンは北京五輪の向けて一定数「Z 9」を確保するのではないでしょうか。ちなみに「EOS R3」は半年待ちで「α7IV」も需要が供給を上回っています。12月はカメラメーカーにとってかき入れ時ですが、主要な新型機で店頭で気軽に購入できない事態に。

少し話がそれますが、「Z 9」が大ヒットし次は直系の「D850」後継機的なZマウント フルサイズミラーレス機の登場に期待してしまいます。個人的に「Z 7 / Z7 II」はあまり「D850」を引き継いでいるイメージがないので「Z 9」と同世代の「Z 7III」もしくは新たなラインの新型機が2022~2023年に登場してくれれば良いなと思います。