ニコン 望遠ズームレンズ2本を発表「70-180mm f/2.8」と「180-600mm f/5.6-6.3」
ニコンが、Zマウント フルサイズ対応 望遠ズームレンズ「NIKKOR Z 70-180mm f/2.8」と 超望遠ズームレンズ「NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR」を正式発表しました。
NIKKOR Z 70-180mm f/2.8
- 焦点距離 : 70mm-180mm
- 最大口径比 : 1:2.8
- レンズ構成 : 14群19枚 (EDレンズ5枚、スーパーEDレンズ1枚、非球面レンズ3枚)
- 画角 : FX 34°20′-13°40′ / DX 22°50′-9°
- ピント合わせ : IF (インターナルフォーカス)方式
- 最短撮影距離 : ワイド端 27cm、テレ端 85cm
- 最大撮影倍率 : 0.48倍
- 絞り羽根枚数 : 9枚 (円形絞り)
- 絞り方式 : 電磁絞りによる自動絞り
- 最大絞り : f/2.8
- 最小絞り : f/22
- フィルターサイズ : 67mm
- サイズ (最大径x長さ) : 83.5mm×151mm
- 質量 : 795g
- 付属品 : レンズキャップ LC-67B、裏ぶた LF-N1、レンズフード HB-113、レンズケース CL-C2
F2.8通しながらも小型軽量コンセプトの望遠ズームレンズの登場です。焦点距離が " 70-180mm " となっているのでS-Lineレンズ「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S」と比較対象になってくる望遠ズームレンズとなりそうな予感。グレードだけでなく価格帯やコンセプトそしてVR有無など仕様の違いはありますが。
こちらの「NIKKOR Z 70-180mm f/2.8」は無印レンズであり、プレスリリースを見てみると「NIKKOR Z 17-28mm f/2.8」と「NIKKOR Z 28-75mm f/2.8」と同ラインのF2.8ズームレンズである事が伺えます。将来的にF2.8シリーズと言われる事になるのでしょうか。
発売日は2023年7月14日を予定し、価格はオープン価格。予約受付開始は、2023年6月23日 AM10:00 を予定しています。
NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR
- 焦点距離 : 180mm-600mm
- 最大口径比 : 1:5.6 – 6.3
- レンズ構成 : 17群25枚 (EDレンズ6枚、非球面レンズ1枚、前玉にフッ素コート)
- 画角 : DX 13°40′-4°10′ / FX 9°-2°40′
- 焦点距離目盛 : 180、200、300、400、500、600mm
- ピント合わせ : IF (インターナルフォーカス) 方式
- 手ブレ補正 : ボイスコイルモーター (VCM) によるレンズシフト方式
- 手ブレ補正効果 : 5.5段
- VRモード : NORMAL/SPORT
- 三脚使用時ブレ補正 : 有り
- 最短撮影距離 : ワイド端 1.3m、テレ端 2.4m
- 最大撮影倍率 : 0.25倍
- 絞り羽根枚数 : 9枚 (円形絞り)
- 絞り方式 : 電磁絞りによる自動絞り
- 最大絞り : ワイド端 f/5.6、テレ端 f/36
- フォーカス制限切り換えスイッチ : FULL(∞~1.3m)と∞–6mの2段切り換え
- フィルターサイズ : 95mm
- サイズ (最大径x長さ) : 110mm×315.5mm
- 質量 : 2140g (三脚座リングを含む)、1955g (三脚座リングなし)
- 付属品 : レンズキャップ LC-95B、裏ぶた LF-N1、レンズフード HB-109、レンズケース CL-C6
超望遠ズームレンズ「NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR」の登場です。もちろんテレコンバーター「Z TELECONVERTER TC-1.4x/2.0x」に対応しており、最大で1200mmの超望遠域までカバーしています。製品ページを見てみると、やはり野生動物撮影がメインになりそうな超望遠ズームレンズの印象。ちなみに手ブレ補正効果は、5.5段分効果となっています。
発売時期は2023年8月と少し先となっており、価格はオープン価格。予約受付開始は、2023年6月23日 AM10:00 を予定しています。