雑談 : ニコンにグローバルシャッター採用フルサイズセンサーが搭載される日
先日ソニーが発表した「α9III」には、グローバルシャッター方式の2460万画素メモリー内蔵フルサイズ積層型CMOSイメージセンサーExmor RSが搭載されています。ついに民生カメラにグローバルシャッター採用イメージセンサーが搭載され、そう遠くない未来にニコンZカメラにも搭載されるのではないでしょうか。雑談を少しだけ。
ここ最近イメージセンサーセンサーの読み出し速度が向上しプロセッサの処理能力が大幅に向上したため、ローリングシャッター現象を可能な限り抑制できるようになりましたが、以前から民生カメラにグローバルシャッター方式のイメージセンサーを望む声がありました。産業用センサーでは以前から存在しましたが、ついに民生カメラ用のグローバルシャッター方式イメージセンサーの登場です。※シネマカメラにおいてキヤノンのシネマEOSがグローバルシャッター方式センサーを搭載したモデルは以前からあります
ソニーのグローバルシャッター方式センサーは独占なのか外販されるのか
最初の大きな問題は、ソニーがこのセンサーを一定期間独占するのか、複数種類、例えば画素数違いのグローバルシャッター方式センサーを用意し外販する予定があるのかどうか気になるところ。
ちなにニコンは「Z9」でソニー製 IMX609AQJ を搭載し、「Z7」でソニー製 IMX309BQJ を搭載している事は明らかになっています。なので今後ニコンは、ソニーから外販されれば次世代機にグローバルシャッター方式イメージセンサーを搭載してくるのではないでしょうか。
ニコンにおけるスピードカメラの立ち位置
ソニーはスピードカメラ「α9III」と画素数多めのフラッグシップ機「α1」に分けてラインアップしていますが、ニコンは両機を足して2割ったようなコンセプトのフラッグシップ機「Z9」をラインアップしています。今後ニコンが、「α9III」や「EOS R3」のようなよりスピード重視の機種を投入するのか、「Z9」1本で突き進むのか興味津々。
「Z6II/Z7II」後継機
現行「Z6II/Z7II」は2020年10月に販売され、ライフサイクル的に2024年に後継機が登場しそうな気もします。「Z6II/Z7II」はどちらかというと初代機のマイナーチェンジに近いモデル。なので3世代目のモデルは次世代センサー搭載に期待したいところ。何となくニコンは次世代センサー待ちな気がするのですが、どうでしょう。少し話は反れますが「Z8」が存在するので「Z7II」後継機がどうなるのか。
グローバルシャッター方式イメージセンサーは静止画だけでなく動画にも効果的なので、このラインのZカメラに搭載されても面白そうです。
早ければ2024~2025年あたりにニコンZカメラにもグローバルシャッター方式イメージセンサーが搭載されるかもしれません。
※これはあくまでも私個人の考えであり、違う意見や考えを持った方は多いと思います、そういう時はご自身の意見や考えを尊重してください、みなさんの意見が正しいです。