ニコン映像事業 2024年4月-12月 各地域の売上収益
先日 ニコンが2025年3月期 第3四半期決算 (2024年10月-12月 実績) 発表を行いました。決算短信の中で映像事業の地域別 (日本・米国・欧州・中国・その他) の第3四半期連結累計期間 売上収益が掲載されているので一緒に見てみましょう。
映像事業 地域別 第3四半期連結累計期間 売上収益 (2024年4月-12月)
- 日本 … 246億5,900万円
- 米国 … 590億9,700万円
- 欧州 … 459億6,500万円
- 中国 … 552億6,000万円
- その他 … 506億9,900万円
中国市場が欧州市場を売上を上回っており、米国 > 中国 > その他 > 欧州 > 日本 となっています。欧州の主な国は英国、フランス、ドイツ。その他は、カナダ、アジア、中東、オセアニア、中南米。決算発表説明会資料の方で " 中国における市中在庫過多の懸念はあるものの、前回予想を据え置く " 記述があり、今年も中国市場の動向に注目です。
少し話は変わりますが、ニコンの通期見通しの為替レートを見てみましょう。残すはQ4(2024年1月-3月)のみですが、1ドル/145円 1ユーロ/155円 を想定しています。売上収益におけるドル/円は1円の変動で約4億円変動するとのこと。