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オリンパスが、低価格コンデジから撤退へ ハイエンドコンパクトとミラーレスに集中

日本経済新聞が、オリンパスが低価格コンパクトデジタルカメラの販売を取り止めて、ハイエンドコンパクト機とミラーレス機に経営資源を集中すると報じています。

  • オリンパスは中国・広東省の工場でデジタルカメラの生産を停止する
  • 中国、ベトナムに計3カ所にある主要生産拠点を2カ所に集約する
  • デジカメは収益性の高いミラーレス一眼と高機能コンパクトに経営資源を集中し、販売数が激減している低価格コンパクトから撤退
  • カメラ用レンズの他社向け販売を増やし、収益改善を目指す

去年からコンパクトデジタルカメラのラインアップの見直しは発言はされていたので、生産縮小の段取り(?)が出来てそれがようやく実行に移せたというところでしょうか。ほんと低価格コンデジのラインは焦土化しつつありますし、カメラメーカーはハイエンドコンパクト市場にシフトしてきているのも確かです。

おそらくXZシリーズやタフシリーズは今後もラインアップされ続けると思いますが、さらに上のハイエンドコンパクト機のフラッグシップ機も個人的に欲しいところです。先日43 Rumorsで今後オリンパスの期待できる新型機の記事の中にハイエンドコンパクト機が1機種含まれていますから、この流れの一環の中で出てくる最初の機種なりそうな予感。ミラーレス機においても6月発売予定のPEN E-P5を「PENコレクション2013」で触ってきましたが、かなり仕上がり良く上質感ある機種でしたから今後のオリンパスは1機種1機種の完成度の高さに期待できるのではないでしょうか。

カメラ用レンズの他社向け販売も増やすということで、思わずソニーのAマウント、EマウントレンズのOEM供給とかもあるのかな~と想像してしまいます。