オリンパス OM-D E-M1 こそマイクロフォーサーズの王者である
先日オリンパス OM-D E-M1のリーク画像(動画)がネットに駆け巡りましたが、Steve Huff Photoがこの動画を元にインプレッションを掲載しています。これこそ長年待ち続けてきたプロ仕様のマイクロフォーサーズ機だと好印象のようです。
- オリンパス OM-D E-M1のリーク動画を何回か観たが、これこそマイクロフォーサーズのキングだと100%確信している
- ニコン D800のようなプロ仕様のボディに仕上がっている
- 防塵防滴&凍結防止ボディで、5軸手振れ補正機構、大きな背面モニタを採用している
- OM-D E-M1 は、像面位相差AFとコントラストAFを採用していて、元祖フォーサーズレンズとマイクロフォーサーズレンズの両レンズに互換性がある(元祖フォーサーズレンズでもFAST AFの恩恵にあずかることが可能)
- 外付けEVF VF-4が内蔵されているようだが、動画の中でフルサイズ機の光学ファインダーよりも大きく、しかも283万ドットと言っているのだ
- VF-4は236万ドットであり、VF-4を上回っているスペックなのだ (ただし動画の彼が言い間違いをしている可能性もある)
- 明らかになったOM-D E-M1のスペックは…
- 283万ドット 内蔵EVF
- 5軸手振れ補正機構
- デジタル一眼レフタイプなグリップ
- 1600万画素センサー
- Wi-Fi内蔵
- 60~1/8000秒
- マイクロフォーサーズマウント
- 防塵防滴かつ凍結防止ボディ
- 価格はいくらになるか分からないが、1500ドルぐらいになると予想されている
- E-M1はE-M5の上級機種であり、ボディもより高級仕様で新機能も搭載されているので、E-M5と同じ価格帯にはならないだろう
- まさにOM-Dシリーズのプロ機なのだ
ネットで(日本の)ユーザーの反応を見てみるとボディデザインに関して賛否両論があるみたいですが、Steve Huff Photoのインプレッション記事を見る限り、スペックとボディの仕上がり部分に関してはマイクロフォーサーズ プロ機として申し分ない仕上がりのようです。まあ…あくまでも動画を観ただけのインプレッションなので、実際E-M1を手にしたインプレッションやレビューは違ってくるかと。
動画を観る限り(すでに削除されています。)、マイクロフォーサーズマウントで元祖フォーサーズレンズを使用する時は、以前と同じくマウントアダプターを使用する必要があるみたいで、ハイブリッドマウントを期待していたユーザーさんにてっとてはちょっとテンション下がるかもしれません。
像面位相差AFはもちろん元祖フォーサーズレンズで威力を発揮すると思いますが、マイクロフォーサーズレンズを使用している時、コントラストAF/像面位相差AF (ハイブリッドAF)がどのように制御されるのか気になるところ。
実際OM-D E-M1を触ってみないと分からないというか、実感できない部分が多いような気がします。何気にE-5やPEN E-P1そしてOM-D E-M5の製品画像で出てきた時も最初はそれほど評判良くなかったですけど、実機を見て評価が上がったり、とくにE-5の時はスペック的に評価が低かったですが、実際吐き出すサンプル画像の良さで高評価に転じた例もあります。