オリンパス PEN E-PL7 を触ってきました♪
9月下旬発売予定のオリンパス PEN E-PL7がオリンパスプラザ東京で先行展示されているので、先日早速ハンズオンしてきました。PEN E-PL5/E-PL6はちょっと個性というか立ち位置を忘れかけた(?)機種でしたが、PEN E-L7は新たな魅力を感じるエントリークラスミラーレス機に仕上がっているように感じました。
基本OM-D E-M10と同じスペックなので、描画自体はエントリークラス以上の性能なのですが、やっぱり使い勝手や、今回目玉のひとつであるセルフィ/自分撮り機能などを体験すると、ソニー α5100とはまた違ったカジュアルさを感じる機種に仕上がっている印象です。※PEN E-PL5/E-PL6も自分撮りに対応していますが、今回はより最適化されています。
まずボディの質感は良くて、実際購入するならブラック買っちゃいますが、見た目の仕上がり具合や手にした時の所有感はシルバーが一番良いような気がします。写真で見たときは小さいPEN E-P5って感じが強かったのですが、実物は個人的にそれほどE-P5的なモノは感じませんでした。なのでこれまでPENシリーズを使用した事のあるユーザーさんが触ると新しさよりもいつもPEN E-PLシリーズって感じるかも。
そしてセルフィ/自分撮り用に背面モニタが下側に180度可動しますが、実は上方向にも90度可動するので、一般的な使い方も可能になっています。普通に使う分には耐久性もありそうな感じす。180度可動させるとタッチパネルのGUIが自動的にセルフィ/自分撮りモードになるようです。
新アートフィルター「ヴィンテージ」と「パートカラー」も試したのですが、これ使ってみたくなるアートフィルターかも。背面モニタの色ノリも良いので試し撮りでも楽しい。
PEN E-PL7は上面ダイヤルを1つ採用しているので、ある程度デジタル一眼(レフ)を使い慣れたユーザーさんであれば、上面ダイヤルを省略したα5100よりも感覚的に使えると思います。…が、コンセプト的にはα5100の方が " こういうカメラなんだよ " とユーザーに伝わりやすいのも確か。この辺は、レンズ屋のオリンパスと家電屋のソニーの差を感じます。
AFも相変わらず速いし、タッチシャッター/タッチフォーカスも快適で、ISO高感度耐性もISO3200ぐらいまでなら常用で行けると思うで、これまで通りの使い方でも必要充分ですが、コンセプト的にどこまで楽しんで使い込むかでこのカメラの価値が決まりそうなミラーレス機ではないでしょうか。