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オリンパス 7-14mm F2.8 と 8mm F1.8 Fisheye PRO は、感銘を受けるレンズ

Alessandro Carpentieroが、オリンパスの超広角ズームレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO と 魚眼レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO のレビューとサンプル画像(女性ポートレート)を掲載しています。両レンズともに感銘を受けるぐらい満足いく仕上がりだと評価しています。

オリンパス 7-14mm F2.8 PROで撮影したサンプル画像

M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO

  • びっくりするぐらいレンズ自体の仕上がりが良い
  • 基本的に歪みがない直線を描画してくれるので、建物やインテリア撮りなどに有効
  • カリカリシャープ
  • 色収差は、ZEROコーティング、スーパーEDレンズ3枚と、EDレンズ、EDAレンズ2枚を採用していて、最小限に制御されている
  • ボケ味は興味深く、ボケ味を求めて超広角レンズを購入する事はないが、レンズ先端7.5cmの近接撮影が可能で " ボーナス的 " なボケ味を楽しむ事が可能 ※球面レンズを被写体に当てないように

元記事に掲載されているサンプル画像は、" F2.8 " のシャープネス具合を見るためにすべて " F2.8 " で撮影しているようです。女性の唇を100%等倍で切り出したサンプル画像も掲載されていて、かなり良好なシャープネスを実現しているのが確認できます。

M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

  • びっくりするぐらいレンズ自体の仕上がりが良い
  • かなり歪曲があるが、これはフィッシュアイレンズである
  • F1.8の時点でシャープに感じる
  • F1.8時 少し色収差が出現するが、Camera Raw でワンクリックで簡単に補正可能
  • レンズ先端から2.5cmまで寄れるので、作品造りを面白くさせてくれる

もともと魚眼レンズを使用しない方のようで購入の予定はないようですが、星景・夜景撮りは非常に面白そうとコメントしていて、ビデオグラファーも気に入るレンズだと評価しています。ロビン・ウォン氏の8mm F1.8 Fisheye レビューもそうですが、普段から魚眼レンズを使用ている方としていない方では、ちょっと評価が変ってくるのかな~という印象です。今後、星景写真や水中写真でこの魚眼レンズを使用したレビューとサンプル画像の登場に期待です。