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オリンパス OM-D E-M1 Mark II を触ってきました

オリンパス OM-D E-M1 Mark II 体験イベント OLYMPUS Photo Festa 2016 が東京会場で2016年11月19日と20日に開催され、その初日にタッチ&トライしてきました。あまり触り過ぎると欲しくなっちゃうのでタッチ&トライはそこそこに、トークステージ中心に楽しんできたので内容が薄いかもしれません。

オリンパス OM-D E-M1 Mark II

まず手に取った瞬間グリップが変わった事に気が付きます。初代E-M1はすと~んと深めのグリップでしたが、今回はえぐれているというか人間工学的に持ち易くなっている印象。個人的にソニー α7シリーズが2世代目でグリップが持ち易くなった感覚に似ています。あとOM-Dユーザーであれば5分ぐらいで操作は慣れるかも。

AF周りが強化されたフラッグシップですが、高速連写ではなく普通に撮るだけでも心地良さが伝わってきます。以前オリンパスプラザで25mm F1.2 PROをタッチ&トライした時は12-100mm F4 PROの方が魅力的に感じましたが、OM-D E-M1 Mark II と 25mm F1.2 PROの組み合わせで撮ってみると、すごく良い組み合わせに感じます。ボディの持ち易さ、F1.2でも快適なAF(極端に言うと吸い付く感じ)、ファインダー倍率 0.74倍 (35mm換算) 表示タイムラグ 0.005秒のEVFの組み合わせで気持ち良く撮影出来ました。

レンズの描画とかボケ味は、客観と主観にズレがあって、実際自分であの25mm F1.2 PROのボケ味を実感しちゃうと魅力的に感じます。

今回オリンパス機として初めて4K 30p動画撮影に対応しましたが、その映像品質についてスタッフさんに聞いてみたところ「4K映像自体は他社と比べて " ここが凄い!" というところはないと思うが、ウチは手ぶれ補正です!」と5軸手ぶれ補正機構(5軸シンクロ手ぶれ補正機構)の自信を伺わせるコメントをいただきました。12-100mm PROとの組み合わせで何秒まで手持ち撮り出来るのか話題になっていますが、実質どのくらいまで普通に撮れるのかも聞いてみたのですが " 1~2秒 " ぐらいは普通にイケるとのこと。

あと静音高速連写モードは、ほんと静かで写真を撮っている感覚はなくビックリ。シャッターフィールは、以前よりもまろやかになっている感はありますが、シャッター切っている感は個人的にありました。パナソニック G8の方がまろやかに感じます。

  • 写真家クロストーク 清水哲朗×戸村裕行×佐藤岳彦 ※途中から
  • 「OM-D E-M1 MarkII」ファーストインプレッション 桃井一至
  • 「OM-D E-M1 MarkII」ファーストインプレッション 海野和男

上記の3つのトークステージを観ましたが色々参考になる事も語っていて、桃井一至氏の新型フラッシュ FL-900Rの機能説明は大変参考になったし、OM-D E-M1 Mark IIと25mm/12-100mmの作例と共に解説を行い色々仕上がり具合を聞けて興味深かったです。あと25mmは、最短撮影距離でピントの合う奥行きが4mmしかなく基本的に被写界深度が浅いレンズなので、ポートレートは顔認識・瞳認識オンで撮った方が良い模様。

海野和男氏のトークステージは、プロキャプチャーモードと深度合成モードを焦点に当てていて、今回初めて搭載された " プロキャプチャーモード " は有用性を感じました。シャッターチャンスを逃さない機能の1つですが、オリンパスのプロキャプチャーモード・パナソニックの4K PHOTO、企業文化の違いを感じました。プロキャプチャーモードは自分が撮った感覚があるのでそれも評価していました。 作品の数々を等倍表示して見せてくれたのですが、AF精度の高さにビックリ。

今後大阪と名古屋でOLYMPUS Photo Festa 2016は開催予定で…

  • 11/26(土) 11:00~19:00 大阪 グランフロント大阪 うめきたSHIP2Fホール
  • 11/27(日) 11:00~17:00 大阪 グランフロント大阪 うめきたSHIP2Fホール
  • 12/03(土) 11:00~19:00 名古屋 JPタワー名古屋(KITTE NAGOYA)ホール1・2・ホワイエ
  • 12/04(日) 11:00~17:00 名古屋 JPタワー名古屋(KITTE NAGOYA)ホール1・2・ホワイエ

…となっています。 OM-D E-M1 Mark IIに興味がある方であれば、十分に楽しめる体験イベントになっていると思います。