オリンパス CP+2020特別動画 150-400mm F4.5 PRO サンプル画像を公開
本日からオリンパス CP+2020 期間限定 特別動画配信が開始されました。第1弾が「OM-D 徹底解剖 斎藤巧一郎×開発者 クロストーク」で、その中で鋭意開発中の「M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO」のサンプル画像・映像を公開しました。
M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
- 現在絶賛開発中で、かなりの線まで試作が進んでいる
36:50あたりから「M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO」の話題に入るのですが、オリンパス映像開発本部 本部長 片岡摂哉氏が上記のように開発が最終段階に入って来ている事を伺わせる事を語っています。
本当はCP+2020 オリンパスブースで公開を予定していたと思われるサンプル画像・映像を公開する展開に。
150-400mm F4.5 PRO サンプル画像
「OM-D E-M1X」に「150-400mm F4.5 PRO + テレコンバーター MC20」を装着し手持ち撮りした月画像を最初に公開。焦点距離は1000mm (35mm換算 : 2000mm)で、シャッタースピード 1/60秒、絞り F11.2、ホワイトバランス 5300K、ISO200で手持ち撮り。2000mm 1/60秒 手持ち撮りは、マイクロフォーサーズシステムだからこそ撮影できる世界かもしれません。※動画内で手持ち撮りした画像である事を明らかにしています
2枚目は、オリンパス 八王子事業所から67Km先の富士山を撮影したサンプル画像。焦点距離 1000mm (35mm換算 : 2000mm)、シャッタースピード 1/25600秒、絞り F16、ホワイトバランス 5300K、ISO200、露出 -2.0EVの設定で撮影した事が分かります。
静止画だけでなく1分ほどの映像も公開。詳細は語っていませんが、34:38あたりから今後のレンズ展開に少し触れていて「システムカメラは、交換レンズがあってなんぼなので、レンズの広がりがシステムの価値に繋がる。」「どれだけ開発してもそれは充分ではなく、より使い易く、より表現可能なレンズを。」「ある方向に偏らず様々なシーンに合わせてレンズを作っていきたいと考えている。」と語っています。
オリンパス カメラ&レンズ製品開発の取り組み方
- デジタル製品なので技術をどこまでも追及したい思いがあるが、もう1つ カメラという道具を作っている想いを大事にしたいと思っている
- ハイテクノロイジーだけを追求するのではなく、それを使ってどうカメラにしていく事が大事
- 道具を完成させるためには、我々の技術だけではなく、皆さんの " 声 " が道具を作り上げる事になる
- それが原動力であり、大切な要素であると思っているので、我々のカメラをお使いいただいてフィードバックをいただけたらと思っている
最新インタビュー動画でも「我々はデジタルガジェットを造っている訳ではない。カメラを創っている。」 と語っているので、スペックだけではないカメラの本質を追求しユーザーが求める撮影体験を実現していく方向性と言えるのはないでしょうか。今回のCP+2020動画は第1弾で今後も公開されていくと思いますが、期間限定公開となっているので早めに見ておいた方が良さそうです。