雑談 : OMデジタルの期待と不安 少なくとも2021年は何か買おうと思う
オリンパスの映像事業が日本産業パートナーズ(JIP)に譲渡され、2021年1月にOMデジタルソリューション株式会社が立ち上がり再生を図る訳ですが、現時点で思った事を書こうかと。とりとめのない雑談なので、時間がある時にでも読んでくれれば幸いです。
OMデジタルは、1年目からどのくらい本気度を示す事ができるのか
OMデジタルとして最初に発売する事となる製品は、2021年1月22日に発売される受注生産の「M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO」になりますが、次世代新型カメラの発表にも期待したいところ。
やはり「OM-D E-M1 Mark IV」や「PEN-F II」など主要製品が、オンライン開催されるCP+2021 (2月25日~28日)に向けて発表されれば、OMデジタルの本気度が伝わるし、注目が集まり オリンパス → OMデジタル への移行を印象付ける事になるのではないでしょうか。
10月に2021年初旬に生産可能なソニー製の新開発MFTセンサーの噂があっただけに、OMデジタルもパナソニックもそろそろ新型センサーを搭載した次世代機を出してい欲しいと思うのが正直なところ。特にオリンパスは、イメージセンサーのライフサイクルが長過ぎると思っているのでは自分だけでしょうか。イメージセンサーがすべてではないけれど。あと将来的に裏面照射型センサーが来るのかどうか。
OMデジタルに移行して変わるところと不変のところ
すでに「OM-D」「PEN」「ZUIKO」のブランド名は引き継ぐ事が明らかになっており、それをベースにした構成の大枠は変えない事はインタビュー記事で語っているので安心ですが、それだけで黒字化するのは困難であるのも確か。まあ~どのくらいの売上で黒字化を目指すのか分かっていませんが…。
動画に特化したコンシューマー商品や監視カメラなどの製品展開も視野に入れている事も別のインタビュー記事で語っており、特に " 動画志向カメラ " が、どのくらいパナソニックやソニー機に迫るモノなのか興味津々。
オリンパス時代の終盤は、動画機能を高めながらも原点回帰的なスチル・コンセプトを打ち出したものの、一部の人に刺さったものの大きな支持は得られなかった印象です。
2021年は何かOMデジタル製品を買おうと思う
年が明けてから出荷された製品はOMデジタルの収益になるみたいで、私自身マイクロフォーサーズ・ユーザーだけに2021年は何かしらOMデジタル製品を購入しようと思っています。今年は、コロナの影響でストリートスナップがほぼ出来ず、撮るのは風景や花ばかりで購買意欲下がりカメラ関連製品を何ひとつ購入しませんでした。
現在パナの「G9」を愛用していますが、少し買い替えを意識し始めており魅力的なマイクロフォーサーズ機の登場に期待しています。あと " オリンパス " の名を使い続けるのか、途中で止めてしまうのか色々な報道や噂がありましたが、それに関しては正式な発表はなく、はっきりした事は分かっていないので「F1.2 PROレンズ」は、オリンパスの名が付いている内に買っておいた方が良いかな~と思う事も。
自分は、基本的に気に入ったカメラ1台に交換レンズ5~6本で使い倒すスタイルなので、がんがん新製品を買いまくるタイプではないので、メーカーにとっては貢献度の低いユーザーなんです。
製品を投入するタイミング
オリンパスの終盤は、工場を中国からベトナムへ移管した事で新製品投入に影響は出たと思いますが、やっぱり「OM-D E-M1X」と「OM-D E-M5 Mark III」の投入はそれぞれ1年ぐらい投入するのが遅く感じました。この辺のところもOMデジタルになってから、しかるべき時に発表・発売してくれる事に期待しています。
マイクロフォーサーズ機としての価格設定
キヤノンとニコンがフルサイズミラーレス市場に参入し、ソニーやパナソニックも含めて各メーカーは、ベーシック(スタンダード)機を25万円ぐらいで売りたい事が見えてきました。※EOS R6は30万円超えですが
個人的にマイクロフォーサーズ機を20万円以上で購入する事には今でも抵抗がありますが、少なくともフルサイズミラーレス 最新ベーシック機の価格よりは安価で展開して欲しい。あとセンサーや描画エンジンがキャリオーバーで市場価格は17~18万円くらいのパターンも同じ世代のイメージセンサーを搭載しているカメラ数年使っていると購入するのに躊躇してしまいます。
マクロPROレンズへの期待
オリンパス(フォトパス事業部)が12月にランダムに選んだ顧客に対してアンケートを募集し、その中に マクロPROレンズ " を検討しているかもしれない質問があり、個人的にオリンパスのマクロレンズは大好きなので、実際に発売されてくれればと思います。
OMデジタル
2021年1月にOMデジタルソリューション株式会社が立ち上がり、どういう製品展開を行うのか、どんな新しい事を行う計画があるのか徐々に明らかになってくるのではないでしょうか。今では独自オンラインイベントが一般化してきているので、情報発信というかユーザーに見えるカタチで新製品を含めロードマップを示してれる事に期待です。