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オリンパス OM-D E-M5 の5軸手ブレ補正は、超望遠レンズにも有効

オリンパス使いの写真愛好家ロビン・ウォンさんは、OM-D E-M5のフォーストインプレッションを全4回に分けて掲載していますが、今回はその番外編的な記事で超望遠レンズを使用したレビューを掲載しています。5軸手ブレ補正は、マクロ撮影に加えて望遠レンズでも効果を発揮するそうです。

  • オリンパス OM-D E-M5にズイコーレンズ 50-200mm F2.8-3.5を装着して使用してみたが、やはり位相差AF前提のレンズはAFが迷いがちで使い物にならない
  • M.Zuiko 超望遠レンズ 75-300mm F4.8-6.7を使用した
  • E-P3では大きすぎて使い難いレンズもOM-D E-M5にグリップを付けて使用するとバランスも良くなり快適だ
  • シャッターボタンを半押しすると、5軸手ブレ補正の効果で安定しているのを確認出来る
  • 300mm(35mm換算600mm)でも同じ効果を発揮する
  • 300mmで1/160秒 や 1/80秒で撮る勇気を持ってください
  • 望遠レンズで低速で撮影出来る安定感は、E-5より上
  • 3Dトラッキングは、300枚以上撮影して試してみたが、私のイメージ通りには動いてくれない
  • 私は基本コンティニュアスAFで撮影はめったにしないし、シングルAFで撮影するのがメインなので、この3Dトラッキングを評価するのには向いていない
  • この超望遠レンズ 75-300mmは、暗いレンズなのでシャッター・スピードを稼ぐためにISO1600まで上げざるおえなかったが、ノイズや色の忠実度は最小限に抑えられている
  • OM-D E-M5の高感度耐性とダイナミックレンジの進歩は、(超)望遠レンズに新しい息を吹き込む
  • …が、オリンパスが明るいズームレンズを市場に出してこないのは問題だ

ロビンさんは以前のレビューでオリンパス OM-D E-M5の5軸手ブレ補正が、マクロ撮影での有効性を評価していましたが、どうやら(超)望遠レンズでも威力を発揮しそうですね♪

しかもサンプル写真を見る限り、ロビンさん自身 OM-D E-M5に慣れてきたような写りをしているような気がします。

超望遠レンズ 70-300はレンズが暗いのが購入するのを躊躇させる要因のひとつですけど、ほんとオリンパスのズームレンズに明るいレンズって無いですよね…明るいレンズや妥協のないレンズを作るとなると大きいレンズになってしまいますから、オリンパスはボディもレンズも出来るだけ小さくしたい意向が強く出ているのが伺えます。

あとISO6400もWebに縮小して貼るぐらいであれば、非常に綺麗と記述されているので、今回のオリンパス OM-D E-M5の製品版に期待をしてしまいますね♪