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OMデジタル 新年の挨拶で新型カメラと中望遠ズームと単焦点の投入を示唆 2025

OMデジタルソリューションズが「新年のご挨拶と2025年の展望」を掲載しました。2025年の展望の中で新型カメラとレンズロードマップで計画している中望遠ズームレンズそして単焦点レンズの投入を示唆しています。

新年の挨拶

カメラ・オーディオ事業の成功に加え、これまで培ってきた映像技術・光学生産技術を基盤とした産業・学術分野へのソリューションや電子機器製造受託サービスを提供する新規事業も好調で、安定的に利益を創出している一因となっています。

カメラ・オーディオ事業のブランド「OM SYSTEM」のビジョンは、映像と音声を基点に心豊かになる体験を提供し、世界中の人々のアウトドアライフバリューの向上に貢献することです。カメラ事業においては、プロ写真家のみなさまからも高い評価をいただいているダストリダクションシステムや強力な手ぶれ補正をはじめ、今後も私たちの強みである小型・軽量、防塵・防滴性能、コンピュテーショナル フォトグラフィ機能を軸に、撮影体験価値をさらに広げていきます。

「人生にもっと冒険を」、この言葉は「OM SYSTEM」のブランドアイデンティティです。冒険は大自然の中だけでなく、出会いや発見など、旅先や日常にも満ち溢れています。

そして、まもなく私たちは、みなさまの期待にお応えすべく、大自然の中での風景写真はもちろん、旅や身近な日常での写真も本格的に楽しんでいただく新しいカメラをラインナップに加えます。さらに、過酷なアウトドアフィールドで培ってきた防塵・防滴性能を備えた明るい小型の単焦点レンズなどもお届けしたいと思います。また、長らくお待たせしていましたレンズロードマップにある中望遠ズームレンズも年内の発売に向けて準備を進めていますので、是非ご期待ください。※プレスリリースより

レンズロードマップ

これ以降はデジカメライフ雑談になります。

" まもなく " と表現しているので、新型カメラは早ければCP+2025 (2月27日~3月2日) に向けて発表されそうな予感。小型の単焦点レンズも投入予定である事を明らかに。防塵防滴仕様とのこと。F値や焦点距離が気になりますが、シリーズ化されるのでしょうか。

OMデジタルは以前からレンズロードマップで " 望遠ズームレンズ " を計画しており、今回のプレスリリースでは " 中望遠ズームレンズ " と表現しています。今のところ「50-250mm F4.0 PRO」が噂されています。レンズの方は " 年内 " となっているので、CP+2025で動きがあってもベールに包まれているか、開発発表止まりかもしれません。

あと気になる箇所があり、四季報「業界地図」のデータではOMデジタルは赤字継続中ですが…

新ブランド「OM SYSTEM」の立ち上げ、コンパクトで機動性の高い組織体制への変更、プロセス改革により収益性の高い事業運営を行ってまいりました。その結果、独立後2022年3月期より3期連続で連結での増収増益を続け、当期も前年度に対し増収増益となる見込みです。※プレスリリースより

…と掲載しています。

話はカメラに戻りますが、今のところ「OM-1 II ヴィンテージエディション」の噂があります。OMデジタルが、どのような新型カメラを発表するのか興味津々。去年の11月にCEO 杉本繁実氏は社内イベントでカメラ事業をはじめとする各事業の具体的な取り組みとロードマップを語っており、それがどういうものなのか今年明らかになっていくのではないでしょうか。