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パナソニックが、LUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6 を発表 パンケーキズームレンズ

パナソニックが、小型軽量化を両立したパンケーキズームレンズ LUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S. を正式発表しました。同時発表されたパナソニック GM1のキットレンズとしても採用されていて、11月21日発売、価格は44,100円 (税込み) となっています。

パナソニック LUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.
  • 焦点距離 35mm換算 : 24mm-64mm 広角から標準域までを1本で撮影できる標準ズームレンズ
  • 従来の沈胴式レンズLUMIX G X VARIO PZ 14-42mmより、さらに携帯性を高めるために小型化
  • 240fpsの高速・高精度コントラストAFに対応
  • レンズ内に手ブレを検出し軽減させる「光学式手ブレ補正(MEGA O.I.S.)」を搭載
  • この手ブレ補正ユニットは、新開発の小型・高出力のアクチュエーターを搭載し、補正効果を低下させることなく小型化を実現
  • 高級感にあふれる金属外装を採用したデザイン
  • レンズ構成は7群8枚(非球面レンズ3枚/EDレンズ1枚)。非球面レンズ3枚を最適に配置し、高い解像度を実現
  • ED(特殊低分散)レンズは、色にじみやコントラストの低下の原因となる色収差を徹底して抑制
  • 画面周辺まで高コントラストでヌケの良い優れた描写性能を発揮

パナソニック LUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.の基本的なスペックは…

  • レンズ構成 : 7群8枚 (非球面レンズ3枚、EDレンズ1枚)
  • マウント : マイクロフォーサーズマウント
  • 画角 : ワイド84°~テレ37°
  • 光学式手ブレ補正 : ○ (Gシリーズに準じたMODE切換えが可能)
  • 焦点距離 : f=12mm~32mm (35mm判換算 24mm~64mm)
  • 最小絞り値 : F22
  • 開放絞り : F3.5(W端)~F5.6(T端)
  • 絞り形式 : 7枚羽根 円形虹彩絞り
  • 撮影可能範囲 : 0.20m~∞ (f=12-20mm) 0.30m~∞ (f=21-32mm)
  • 最大撮影倍率 : 0.13倍 (35mm判換算:0.26倍)
  • フィルター径 : φ37mm
  • サイズ : φ55.5mm×約24mm (沈胴レンズ収納時)
  • 質量 :70g

パナソニック GM1に最適化(?)されたレンズの印象で、噂では安価なスタンダードズームレンズの中ではトップクラスの光学性能と期待されていますから、実際どんな写りをしてくれるのか楽しみなパンケーキズームレンズとなっています。

小型化優先のレンズで、フォーカスリングは廃止されていて、MF主義のユーザーさんやフォーカスピーキングでMFを楽しんでいるユーザーさんにとっては物足りないレンズになるのかもしれませんが、高速AFとレンズ内手振れ補正機構を採用しているので、軽快に楽しめるレンズな印象です。

この12-32mmとGM1はかなりコンセプトがはっきりした新カメラ&レンズだと思うので、物欲が刺激されているユーザーさんも多いのではないでしょうか。