パナライカ 10-25mm F1.7 海外発表 単焦点レンズ品質 標準ズームレンズ
パナソニックが、マイクロフォーサーズ用「LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm F1.7 ASPH.」を海外発表しました。ミラーレス用交換レンズとして世界初のF1.7通しのレンズで、静止画と動画撮影に最適化した標準ズームレンズである事を謳っています。※Update : 国内発表されました。
LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm F1.7 ASPH. 基本スペック
- 品番 : H-X1025
- レンズ構成 : 12群17枚 (非球面レンズ3枚、EDレンズ4枚、UHRレンズ1枚)
- ナノサーフェスコーティング : X
- マウント : マイクロフォーサーズマウント
- 画角 : W 94°~ T 47°
- レンズ内手ブレ補正機構 : X
- 焦点距離 : 10-25mm (35mm換算 20-50mm)
- 最小絞り値 F16
- 開放絞り : F1.7
- 絞り形式 : 9枚羽根 円形虹彩絞り
- 最短撮影距離 : 28cm
- 最大倍率 : 0.14倍 (35mm換算 0.28倍)
- フィルター径 : 77mm
- 防塵防滴耐低温 : 〇
- 最大径×長さ : 87.6mm x 128mm
- 質量 : 690g
英国では、2019年7月15日発売予定、価格は約1800ポンドとなっています。すでに英国パナソニック製品ページに掲載され、フルスペックシートも確認可能です。プレスリリースを見てみると…
- ミラーレス用交換レンズとして世界初のF1.7通しの標準ズームレンズ
- 静止画だけでなく動画撮影にも最適化されており、プロカメラマンとビデオグラファーを満足させる
- F1.7通しの標準ズームレンズで美しいボケ味と卓越した画像品質を実現
- 240fpsハイスピードセンサードライブにより高速・高精度AFを実現
- 単焦点レンズと同等もしくはそれ以上の画質を実現したズームレンズでレンズを交換する必要がない
- フォーカスクラッチ機構により、瞬時にAF/MF切り替えが可能
- インナーフォーカス駆動システム
- 非球面レンズ3枚とEDレンズ4枚を使用する事で色収差を制御し、驚くほど高い解像度を実現
- パナソニックは、マイクロフォーサーズラインアップ(カメラ&レンズ)を拡充していく事を約束する
あとこの手のレンズとしては、高い光学性能を実現しながらも小型軽量レンズである事も掲載しています。" 単焦点レンズと同等もしくはそれ以上の画質を実現したズームレンズ " という文言も見逃せません。パナソニックはフルサイズミラーレスシステム Sシリーズを展開し、Sシリーズに注力していくと見られていますが、今回のプレスリリースではマイクロフォーサーズラインアップも拡充していく事をコミットメントしています。
LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm F1.7 ASPH. 公式サンプル動画
同レンズで撮影しプロモーションも兼ねたサンプル動画も公開。F1.7通しだけあって、ボケ味を感じるシーンを多く収録している印象。" 動画に対応 - パーフェクトな動画撮影 " というキャッチフレーズが製品ページに掲載されていて、個人的に動画目的で使用するユーザーさんが多そうな予感。
レンズ構成図・MTFチャート
レンズ構成図・MTFチャートも掲載。国内発表が待たれますが、すでに国内発売は2019年8月22日(木)、量販店価格は233,280円前後(税込)になるのではないか?と噂されています。