パナソニック「アナモフィックレンズは、市場のニーズを考慮しながら随時検討していく」
THE MAP TIMESが、パナソニック LUMIX S5 開発者 角和憲氏 インタビュー記事を掲載しました。その中で今後のLマウンレンズ展開における興味深い発言をしています。3ページ目に掲載。
パナソニックでは「GH4」の頃からアナモフィックレンズに対応した撮影機能を設けてきました。 今回のDC-S5にも搭載している機能ですが、搭載機種が増えることでこの機能を楽しみたいユーザーも多くなると思います。こうした需要に対して今後アナモフィックレンズの開発・発売の検討はされていますか。
角氏: 今回、レンズロードマップ にて公表しました通り、まずはS5を中心とした最適なレンズシステムを開発してまいります。アナモフィックレンズなどについては、市場のニーズを鑑みながら、随時検討してまいります。※THE MAP TIMES Panasonic 『LUMIX S5』発売直前! 開発者インタビュー Vol.3より
パナソニックは、マイクロフォーサーズシステムにおける交換レンズは、静止画と動画を両立したレンズ展開を行い、動画に特化したレンズを投入する事はありませんでした。※「LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm F1.7 ASPH.」は、ほぼほぼ動画志向レンズと思いますが…
今回のインタビューのやり取りを見てみると、Lマウントは動画に特化したレンズを展開する可能性がありそうな感じ。少なくとも否定はしていません。 アナモフィックレンズだけでなく、Lマウントで本格的なシネレンズの可能性もあるのでしょうか。
ちなみに先日のパナソニック 山根洋介氏 インタビュー記事は「Lマウントは、動画撮影に最適なマウントだと考えている」「いずれはLマウントを動画撮影業界のスタンダードにしたいと思っている」「個人的な希望であるが、Lマウントが動画撮影におけるスタンダードなフォーマットになってくれればと」 と語っています。
「LUMIX S5」の発表と同時にLマウントレンズロードマップも更新し…
- 24mm F1.8
- 35mm F1.8
- 50mm F1.8
- 85mm F1.8
- 広角単焦点レンズ
- 大口径広角ズームレンズ
- 70-300mm F4.5-5.6
インタビュー通り「S5」に最適化されたレンズ群の投入が予定されている事が分かります。今回のインタビュー記事は「S5」のコンセプトをはじめ出し惜しみのない仕様を分かり易く語った内容ですが、交換レンズの部分だけピックアップしてみました。