パナソニック S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO 発表 300mm望遠マクロ撮影可能
パナソニックが、Lマウント 望遠ズームレンズ「LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO O.I.S. | S-R70300」を正式発表しました。発売日は2021年4月22日(木)を予定し、希望小売価格は160,600円(税込)。
LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO O.I.S. 基本スペック
- レンズ構成 : 11群17枚(UEDレンズ1枚、EDレンズ2枚、UHRレンズ1枚)
- マウント : ライカカメラ社L-Mount規格準拠
- 画角 : 70mm 34° / 300mm 8.3°
- 光学式手ブレ補正 : ○(O.I.S.)
- Dual I.S. : 対応 ○(Dual I.S.2)
- 焦点距離 : f=70-300mm
- 開放絞り : F4.5-5.6
- 最小絞り : F22
- 絞り形式 : 11枚羽根 円形虹彩絞り
- 撮影可能範囲 : 0.54m~∞(W端) / 0.74m~∞(T端)
- 最大撮影倍率 : 0.5倍
- フィルター径 : Φ77mm
- 最大径×長さ : Φ84mm×148mm
- 質量 : 790g (レンズフード、レンズキャップ、レンズリアキャップを含まず)
- 動作環境 : -10~40 ℃ / 10~80 %
- 付属品 : レンズフード、レンズキャップ、レンズリアキャップ
サイズと質量を比較
- S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO O.I.S. … φ84mm x 148mm 790g
- S PRO 70-200mm F2.8 O.I.S. … Φ94.4mm × 208.6mm 1,570g
- S PRO 70-200mm F4 O.I.S. … Φ84.4mm × 約179mm 985g
フィルター径を比較
- S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO O.I.S. … 77mm
- S PRO 70-200mm F2.8 O.I.S. … 82mm
- S PRO 70-200mm F4 O.I.S. … 77mm
フルサイズ用の70-300mm望遠ズームレンズとして1kgを切った質量790を実現し、小型軽量の望遠ズームレンズである事を謳っています。UEDレンズ1枚、EDレンズ2枚、UHRレンズ1枚を採用する事により収差を適切に抑制しているとのこと。この辺は、70-200mm PROレンズ群と比べてどのくらい差があるのか気になるところ。
MTF曲線
「S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO O.I.S.」とS PROレンズである「S PRO 70-200mm F4 O.I.S.」のMFT曲線を比べると上記のような感じに。「70-300mm F4.5-5.6」の大きな特徴の1つに望遠マクロ撮影が出来る事ではないでしょうか。300mm時に最大撮影倍率0.5倍の望遠マクロ撮影が可能となっています。
Dual I.S. 2に対応し、「S5」との組み合わせで300m時に5.5段分の手ブレ補正効果も実現している模様。※CIPA規格準拠
自分はマイクロフ―サーズのパナソニック機しか知りませんが、DFDはマクロレンズと(超)望遠レンズ撮影においてちょっと足が出るというかDFDの苦手な分野に感じていて、Lマウントでもピントを失った時の挙動が気になるところです。まあ人によって設定や撮り方は様々なので、私が単に下手なだけかもしれません。
動画撮影にも配慮した設計でブリージング現象を抑制している模様。プレスリリースに「ズーム位置検出専用回路の搭載に加えて、ウォブリング制御の高速化による高精度なズームトラッキング性能で、狙った被写体のピント外れを抑制します。」に掲載されていて、この辺も撮影フィールを左右する箇所ではないでしょうか。
量販店売り出し価格(税込) ※希望小売価格 160,600円(税込)
- ヨドバシカメラ … 160,600円
- マップカメラ … 144,540円
- カメラのキタムラ … 144,540円
- ビックカメラ … 146,000円
4月22日発売と少し先の話で、購入するのかどうか、どの量販店で購入するか、じっくり検討する時間はあります。話は変わりますが、プレスリリースに月産台数を掲載しなくなった気が…。
サンプル画像
すでにdpreviewとImaging-Resourceが「S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO O.I.S.」サンプル画像を掲載しています。