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パナソニック「babypapa」コミュニケーション・ロボット・カメラ

開発自体は2019年から行われているのですが、パナソニックがFuture Communication展にコミュニケーション・ロボット・カメラ「babypapa」を出展し、レポート動画を公開しています。

babypapa

まず最初にパナソニックに「Aug Lab」という研究組織があります。「Aug Lab」は簡単に言うと、ロボティクス技術がより人と寄り添える新しい価値・世界を創造する研究組織といった感じでしょうか。パナソニック公式サイトにどのような研究組織なのか詳細が掲載されています。

「Aug Lab」は2019年に立ち上がり、2020年4月にこの「babypapa」を初公開。3体のロボットがセットになっており彼らは独自言語で人間(特に子供達)とコミュニケーションを取り、笑顔を共有する事で親子の関係性の向上を目指すデバイスの模様。もちろん写真も撮れます。

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まだ販売時期は未定となっていますが、近い将来登場するかもしれません。

キヤノン PowerShot PICK とはコンセプトが違う

多くのユーザーさんはキヤノン「PowerShot PICK」を思い浮かべたのではないでしょうか。こちらもコミュニケーション・カメラで家族の日常に溶け込み自然な豊かな表情を「PowerShot PICK」が判断しシャッターを切ってくれるカメラになります。

「PowerShot PICK」はあくまでもカメラの体は崩しておらず、実際に「PowerShot PICK」が家族の笑顔を引き出したしたり人に寄り添う事はなく、どちらかというとツールの1つとして仕上げた印象。

キヤノンはCP+2021で新たに「Posture Fit Device」を公開。コロナ禍の在宅ワークにおける座る姿勢や時間を見守ってくれ、長時間の座っていたり姿勢が悪くなると知らせてくれるデバイス。監視ではなく見守りデバイスとのこと。こういう展開になってくると、メーカーは家庭の中の需要を掘り起こしに掛かっている印象です。

ちなみに普通の赤ちゃんやペットの見守りデバイスであれば、パナソニックはすでにラインアップしています。

パナソニックは「NICOBO(ニコボ)」も展開

パナソニックは、クラウドファンディング makuake で気ままな同居人ロボット「NICOBO」のプロジェクトを立ち上げ目標金額をクリアし上限数量に達したため、すでに受付を終了しています。サポーターへ2022年3月末までのお届け予定となっており、その後 一般販売されるのかどうか気になるところ。この動画にも " 人と寄り添うパナソニック " という言葉が登場。

この方向には、最大の強敵(?) ソニーの犬型ロボット(ペット/家族)が控えています。

やはり真打はソニーの「aibo」になる?

最終的にコミュニケーション・デバイスを突き詰めてい行くとソニーの「aibo」になってしまうような可能性も。将来的にソニーの車載カメラ・センサー最新技術とそのソリューション、さらなるディープラーニング技術が搭載されたら「aibo」は、凄い事になりそうな予感。

行きついた先にすでに「aibo」が居たという事にならないように、今後の競合メーカーのさらなる提案に期待。色々なカタチがあって良いはずです。