photonsが、パナソニック「GH5 II」ダイナミックレンジチャートを公開
Photons to Photosが、パナソニックのマイクロフォーサーズ機「LUMIX GH5 II」ダイナミックレンジチャートを掲載しました。既存のパナソニック機とオリンパス(OMデジタル)機で比較してみました。
縦軸がダイナミックレンジ、横軸がISO感度、縦軸の数値が高ければ高いほど広いダイナミックレンジを実現している事になります。※スクリーンショット内の各機種の色とリンク先の色が異なる時があるのでご注意を。
「GH5 II」は2000万画素センサーを搭載し、初代機「GH5」と同等のダイナミックレンジなのかと思いきや、ISO感度全域に渡って「GH5」を上回っている事が確認できます。初代「GH5」搭載センサーは、TechInsights調べでソニー製 IMX272 を搭載している事が分かっています。
1000万画素センサーを搭載しデュアルネイティブISOテクノロジーを採用する事によりノイズ耐性の高い「GH5S」と比べてみました。ISO低感度~中感度ぐらいは「GH5 II」が上回り、ISO高感度域はほぼ同等のダイナミックレンジを実現している事が確認できます。ちなみに「GH5S」が搭載するセンサーは、TechInsights調べでソニー製 IMX299CJK を搭載している事が分かっています。
何気なく「G9」と比べてみたらまったく同じダイナミックレンジチャートでビックリ。ちなみに「G9」が「GH5」と同じ2000万画素センサーを搭載しているのかどうか分かっていません。
OMデジタルの「オリンパス OM-D E-M1 Mark III」と比べると、ISO中感度域は「GH5 II」が少し上回っていますが、全体的に同じ様な動きとなっています。ちなみに1機種前にあたる「OM-D E-M1 Mark II」搭載センサーは、TechInsights調べでソニー製 IMX270 である事が分かっています。あくまでも私の主観になりますが、4機種と比較してみるとやはりソニー製の270番台のイメージセンサーを搭載していそうな印象です。