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パナソニック「LUMIX BS1H」正式発表 Lマウント ボックススタイル6Kミラーレスカメラ

パナソニックが、Lマウント ボックススタイル6Kミラーレスカメラ「LUMIX BS1H」を正式発表しました。発売日は2021年12月16日(木)。オープン価格ですが、デジカメWatchの店頭予想価格(税込)は40万4,000円前後となっています。

パナソニックはすでにマイクロフォーサーズで「LUMIX BGH1」を展開しており、今回の「LUMIX BS1H」はLマウント ボックススタイル6Kフルサイズミラーレス機になります。「LUMIX BS1H」は2420万画素 フルサイズ CMOSセンサーを搭載。デュアルネイティブ ISOテクノロジーを搭載する事により低照度性能を引き上げ、OLPF(オプティカルローパスフィルター)を採用する事によりモアレや偽色を抑制しているとのこと。 ※米国パナソニックのプレスリリースは「OLPF」と表記。

動画仕様

フルサイズイメージセンサー全域を使用した 6K24p (3:2) / 5.4K30p (3:2) / 5.9K30p (16:9) 動画撮影、スーパー35mmで 10bit 4K/C4K 60p HEVC 動画が撮影可能となっています。4K30p 10bit 4:2:2 はフルサイズイメージセンサー全域を使用している模様。すべての動画記録モードで記録時間無制限を謳っています。※動画仕様詳細は製品ページとスペックシートを見る事をお勧めします。

V-log使用時のダイナミックレンジは14+ストップを実現し、ハイブリッドログガンマで4K HDR撮影も可能。RAWは Apple ProRes RAW と Apple ProRes RAW に対応しています。「LUMIX BS1H」の絵作りは「VARICAM」「LUMIX S1H」譲りとのこと。

パナソニックのボックススタイルカメラの特長の1つにフレキシブルな拡張性があり、複数台のカメラ同期が可能 (最大12セット) で、ライブストリーミングは 4K60p 50Mbps H.265. に対応。ボックススタイルカメラだけに拡張端子が抱負でマルチカメラ撮影、ライブ配信、映像制作などフレキシブルなカスタマイズ性を誇ります。

上記はマイクロフォーサーズ「LUMIX BGH1」使用事例動画ですが、今回Lマウント「LUMIX BS1H」が登場した事により用途やシーン合わせて適材適所で使い分ける事で表現の幅が広がる事になります。「LUMIX ボックスシリーズ」をはじめ他のパナソニックLUMIXプロダクションカメラと組み合わせて使用する事により、パナソニックならではの一貫性ある映像が撮影可能でポストプロダクション作業の負担を最小限に抑える事が出来るのではないでしょうか。