パナソニック「LUMIX S 35mm F1.8」国内発表 レンズロードマップも更新
パナソニックが海外先行発表した「LUMIX S 35mm F1.8 | S-S35」をようやく国内でも発表しました。発売日は2021年12月16日(木)を予定し、希望小売価格は91,300円(税込)とのこと。Sシリーズ レンズロードマップも更新したので一緒に見て行きましょう。
LUMIX S 35mm F1.8
基本スペック
- レンズ構成 : 9群11枚(非球面レンズ3枚、EDレンズ3枚)
- マウント : Lマウント
- 画角 : 63°
- 光学式手ブレ補正 : Dual I.S. 対応
- 焦点距離 : 35mm
- 開放絞り : F1.8
- 最小絞り : F22
- 絞り形式 : 9枚羽根 円形虹彩絞り
- 最短撮影距離 : 24cm
- 最大撮影倍率 : 0.22倍
- フィルター径 : Φ67mm
- 防塵防滴 : 防塵・防滴に配慮した構造
- 最大径×長さ : Φ73.6mm×82.0mm
- 質量 : 295g (レンズフード、レンズキャップ、レンズリアキャップを含まず)
- 動作環境 (使用可能温度 / 湿度) : -10~40 ℃ / 10~80 %
- 付属品 : レンズフード、レンズキャップ、レンズリアキャップ
4本目となる「F1.8単焦点レンズシリーズ」となり今回「LUMIX S 35mm F1.8」が登場した事で定番焦点距離 24 / 35 / 50 / 85mm の焦点距離をカバーする事に。「F1.8単焦点レンズシリーズ」の特長は、デザインをはじめ " サイズ・フィルター径・フォーカスリングの位置・AF/MF切替スイッチの位置 " を統一したシリーズとなりシグマのIシリーズとはまた違った魅力のあるシリーズになります。
製品ページを見ると特に「LUMIX S5」の組み合わせがフィットしそうなレンズで静止画・動画撮影双方で威力を発揮してくれそうな印象。特にフルサイズのカメラシステムにおいて、比較的購入し易いF1.8単焦点レンズ群の出来はカメラシステムのシェアや評価に与える影響が多いかもしれません。すでに海外で「LUMIX S 35mm F1.8」レビュー記事は登場済みで上々な評価を得ています。
量販店売り出し価格(税込) ※希望小売価格 : 91,300円
- ヨドバシカメラ … 91,300円
- マップカメラ … 82,170円
- カメラのキタムラ … 82,545円
- ビックカメラ … 83,000円
8万円前半の売り出し価格の量販店が多い模様。35mmは以前から人気のある定番焦点距離のレンズだけにLマウント界隈でどのくらい需要が高まるのか注目です。
レンズロードマップを更新し「LUMIX S 18mm F1.8」を掲載
以前は " 広角単焦点レンズ " 的な表記だった記憶があるのですが、今回レンズロードマップを更新しこのレンズが「LUMIX S 18mm F1.8」である事が明らかに。すでに海外で「LUMIX S 18mm F1.8」の開発発表が行われていたのでご存じのユーザーさんは多いと思います。
広角ズームレンズも
この「広角ズームレンズ」の焦点距離とF値も気になるところ。ポジション的に " S PROレンズ " ではなく無印レンズと思われ16mmよりさらに超広角なズームレンズになりそうな印象。この「LUMIX S 18mm F1.8」と「広角ズームレンズ」の登場は2022年以降になると思われ、CP+2022 (会場 2月24~27日 / オンライン 2月22日~27日) で何かしら動きがある事に期待です。
GH6とSシリーズ次世代機
パナソニックは「GH6」をいつ発表・発売するのか、2022年以降Sシリーズ次世代機の登場にも注目しているユーザーさんは多いのではないでしょうか。