パナソニック「LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH」発表
パナソニックが、マイクロフォーサーズ用 超広角単焦点パナライカレンズ「LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH. | H-X09」を正式発表しました。
LEICA DG SUMMILUX 9 mm/F1.7 ASPH. 基本スペック
- レンズ構成 : 9群12枚(非球面レンズ 2枚、EDレンズ 2枚、UHRレンズ 1枚)
- マウント : マイクロフォーサーズマウント/金属マウント
- 画角 : 100°
- 焦点距離 : 9mm(35mm換算:18mm)
- 開放絞り : F1.7
- 最小絞り値 : F16
- 絞り形式 : 7枚羽根 円形虹彩絞り
- 撮影可能範囲 : 0.095m-∞(撮像面から)
- 最大撮影倍率 : 0.25倍(35mm換算:0.50倍)
- フィルター径 : Φ55mm
- 防塵防滴 : 防塵防滴-10℃耐低温仕様 ※防塵・防滴に配慮した構造
- 最大径×長さ : Φ60.8mm×52.0mm
- 質量 : 130g (レンズフード、レンズキャップ、レンズリアキャップを含まず)
- 動作環境(使用可能温度/湿度): -10~40℃ / 10~80%
- 付属品 : レンズフード、レンズキャップ、レンズリアキャップ
35mm換算で18mmとなる大口径超広角単焦点レンズの登場です。光学性能を追求したパナライカレンズながらも質量は130gで小型軽量コンセプトの超広角単焦点レンズに仕上がっています。プレスリリースを見ると「LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH.」は静止画・動画問わずクリエイターの創造性に応えるとしていますが、最近のLUMIXの方向性を見るとどちらかというと動画メインでこのレンズを購入する割合が多そうな予感。
超広角ながらも出目金レンズではなく、レンズフィルターが装着可能なところもポイントの1つ。最短撮影距離が9.5cmで最大撮影倍率が0.25倍 (35mm換算 0.5倍) を実現しているところも特長となっており、この辺は静止画・動画ともに効果的ではないでしょうか。 ハーフマクロ的な感じで使えるレンズを便利と感じるユーザーさんは多いと思います。広角レンズでぐぐっと被写体に寄って撮ると臨場感というか迫力出ますよね。
このレンズのサイズ感に合う「GH6」と同じ世代のパナソニック新型MFT機の登場にも期待したいところ。
発売日と希望小売価格(税込)
- 発売日 : 2022年6月23日(木)
- 希望小売価格 : 60,940円
量販店売り出し価格(税込)
- ヨドバシカメラ … 60,940円
- マップカメラ … 54,846円
- カメラのキタムラ … 55,096円
- ビックカメラ … 54,846円
パナライカレンズとして安価な価格設定の印象。ちなみにパナライカ15mmF1.7の希望小売価格(税込)は77,000円、パナライカ25mmF1.4IIは82,500円となっています。広角レンズ「LEICA DG SUMMILUX 12mm F1.4 ASPH.」の希望小売価格(税込)は198,000円(税込)だけに、今回の新レンズは広角域において新たな選択肢になるのではないでしょうか。