パナソニック「G9II」予約受付開始 カメラもメーカー指定価格の対象になった事に気付く
パナソニックのマイクロフォーサーズ機「LUMIX G9II | DC-G9M2」の予約受付が開始されたので、各量販店の売り出し価格をチェックしてみました。パナソニックは家電製品において「メーカー指定価格」制度を2022年に本格導入し、カメラも対象になった事に気が付きました。
G9II 量販店売り出し価格(税込)
- パナソニック ストア … 230,670円
- ヨドバシカメラ … 230,670円
- マップカメラ … 230,670円
- カメラのキタムラ … 230,670円
- ビックカメラ … 230,670円
デジカメライフで量販店売り出し価格は、基本的にメーカー公式オンラインストア、ヨドバシカメラ、マップカメラ、カメラのキタムラ、ビックカメラの価格をピックアップし市場価格を見ていますが、今回は軒並み同じ価格となっています。
通常ならば、メーカー公式オンラインストア・ヨドバシカメラ・ビックカメラが横並びの価格で、マップカメラとキタムラがより安価な価格になるのですが、何かしら調整が入った事が伺えます。予約受付開始前から気になっていた事があり…
「G9II」の予約受付開始されたので予約受付開始赤文字は現在削除されていますが、製品ページを見ると気になる注釈が確認できます。
- この商品はお取り扱い先を限定しています
- 一部店舗ではメーカー指定価格での販売になります
少なくとも自分が価格をチェックする量販店は、パナソニックによるメーカー指定価格になっている模様。パナソニックは、家電製品に関して売れ残った製品の返品に応じる代わりに店側に販売価格を指定する「メーカー指定価格」制度を導入しつつあります。
基本的に店側は値引きが出来なくなる代わりに在庫を抱える必要がなくなり、どの店でも同じ価格で商品が買える事に。上記の2つの文言を組み合わせると、「G9II」の価格指定にサインした店舗で優先的に販売される事になるのでしょうか。
数年前のパナソニックのカメラは、半年や1年ぐらい経つと在庫調整のためかどうか分かりませんが、かなり販売価格が安くなる時がありましたが、今後はパナソニックの調整価格で安定した価格で推移していきそうな予感。「G9II」売り出し価格は、現実的な価格で個人的に好印象。「OM-1」はもう少し高いですからね。「G9II」キャッシュバックキャンペーン期間に購入すれば、さらにお安く購入可能。
今回自分は「G9II」の売り出し価格で気が付きましたが、以前からLUMIX製品において「メーカー指定価格」制度が導入されていたかもしれません。日経の記事を見てみるとパナソニックは2022年に「メーカー指定価格」制度を本格導入して好調である事が伺えます。
今後カメラ市場における競業他社が「メーカー指定価格」制度を導入するのかどうか気になるところ。