ペンタックス K-50 は、描画・価格的にもパフォーマンスの高いデジタル一眼レフ
ePHOTOzine が、ペンタックス K-50のレビューとサンプル画像を掲載しています。K-50はカラーバリエーション展開する独自のポジションを築きながらも基本性能はしっかりしていて、描画的にも価格的にもパフォーマンスの高いデジタル一眼レフだと評価しています。
- ペンタックス K-50は、K-500と対になるデジタル一眼レフである (現時点でK-500の日本展開の予定なし)
- 120パターンのカラーバリエーションで防塵防滴ボディで、テストに使用したK-50はホワイトモデルである
- 手に馴染むボディで、センサーはK-30と同じ1628万画素センサーを採用していて、パンチの効いた描画を提供している
- 実績のあるボディ内手振れ補正機構(SR)を採用し、(レンズ内手振れ補正機構を必要としないために)レンズコストを下げることに成功している
- ISO感度はISO51200に拡大し、低照度時のAF性能も進化している
- 視野率 約100%の光学ファインダーも撮影するたびに喜びを感じる
- コントロール周りもスムーズに操作できるし、プラスティックボディも安く見えることはなく、非常に堅実なボディに感じる
- 背面モニタは92.1万ドットでシャープで視認性が良く、メニュー周りも非常に分かりやすい
- 単三電池も使用可能になっていて、専用バッテリーと組み合わせて使用すればその日の撮影すべてをカバーできると思われる
- 強い日差しと青空のもとでテスト撮影を行ったが、測光も良好でダイナミックレンジも明らかに良い
- 撮影した画像をじっくり確認したのだが、少し露出調整しながら撮影することは必要に感じる
- AFは進化し続けており、高速かつ正確でK-5よりもK-50の方が高速だ
- ISO感度耐性は優れていて、ISO400まではかなり良く、ISO3200までは常用可能
- ISO51200はかなり軟調な画質になってしまう
- 視野率約100%ファインダー、カラーバリエーション、防塵防滴ボディ、そしてパフォーマンスの高い画質を提供するK-50は、ポジション的にも価格的にも非常に良いデジタル一眼レフである
総合評価は五つ星の満点評価になっています。唯一のマイナス評価は、DALレンズはクイックシフトが使用できないところと、フォーカスがラウドな点を挙げていて基本的にK-50自体のマイナスポイントではないようです。ペンタックスのカラーバリエーションは日本ではお馴染みですが、今まではアジア圏を中心に展開していたので、欧州では今回が本格的なカラーバリエーション展開だと思われます。
先日DxOMarkがペンタックス K50のセンサースコアを公開して、K-30と同じ1600万画素センサーを採用している可能性が高いことが分かりましたが、 新センサーでは無いものの優れた描画で価格とのバランスも良好なデジタル一眼レフ印象です。