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「GR 体感&トークライブ」でリコー GR (APS-C)を触ってきました

GRの貸し出しサービスも行う先行体験イベント「GR 体感&トークライブ」で話題のペンタックスリコー GR (APS-C)を触ってきました。生憎の雨で貸し出しサービスを断念したんですが、会場でちょろっと触った感想などを書いてみようかと。

GR 体感&トークライブ会場

先にオリンパスが開催していた「PENコレクション2013」でPEN E-P5を味わった後に向かったので、会場のTABLOIDに到着したのが15時を過ぎていて雨足も本降りになってきて、貸し出しサービス(3部制)も残り1回を残す限りでとりあえず会場に向かってGRを触ることにしました。

ペンタックスリコー GR APS-C

そしてGRとご対面です。自分はこれまでGRDのオーナーになったこともなく店頭で触ってみるぐらいで、あとはネットや雑誌でプロ写真家・写真愛好家・著名人などがGRDで撮影した作品やレビューを見て味わう程度なので、第一印象はAPS-Cセンサーが搭載されたからといってこれまでのGRシリーズと変わらない印象です。

ペンタックスリコー GR APS-C

確かにAPS-Cセンサーが搭載されてボケ味とかAF速度とか " 貸し出しサービス " をしなくても体感できる箇所はあるのですが、これまでのGRDのコンセプトや使い勝手をフルに継承していて完全に実用に仕上げれた機種なので実際に色々撮影してPC/Macで画質を確認したりプリントしないと本当の良さは実感できないな~と思いました。なのでペンタックリコーサイドは、" 貸し出しサービス " を実施していたのかもしれません。

おそらく以前からのGRシリーズファンの方はちょっと会場で使ってみるだけで違いを感じるかと思いますが、何ていうんだろうGRだけにAPS-Cセンサー搭載してるぞ!的な演出はボディも使い勝手にもされていないので自分のような浅いユーザーにとっては買って使ってみないと分からないかも。

発表・発売される時期やスペックがでニコン COOLPIX Aと比べれることも多いリコー GRですが、実際両機を触ってみると全然違う機種に感じます。やはりGRはこれまでのコンセプトや伝統(?)を100%引き継いできている機種なのでコンパクト機にAPS-Cセンサーとそれに最適化されたレンズと描画エンジンを搭載してきたカメラに感じるし、ニコン COOLPIX Aはデジタル一眼レフ(APS-C)をコンパクト機にダウンサイジングしてきたカメラでデジタル一眼レフのフィーリングがあるのはCOOLPIX Aな印象です。あくまでGRはGRということでしょうか。

ペンタックスリコー GR カタログ

確かにAF速度はCOOLPIX AよりGRの方が体感的にも速く感じます。海外のレビューでは露出の低いシーンではAFが遅くなるという報告がありますが、会場では試すことができませんでした。ただガチガチにF値を絞って試したところ何度かAFが焦点しなかったかも。あとメニュー周りはサクサク動いてくれてストレスも無く、ボタン類もこれまでのGRシリーズと変わらない使い勝手に感じます。

もともとGRシリーズ愛用者でない自分が感じたフラットな印象はこんな感じです。GRシリーズはプロ写真家をはじめ写真愛好家や著名人の中に熱烈なファンが数多くいらっしゃいますから、発売された後のレビューやサンプル画像(作品)が楽しみです♪ う~ん…やっぱり " 貸し出しサービス " でたっぷりGRを体験すれば良かったかも…w