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DxOMarkが、ペンタックス K-1 センサースコアを掲載

DxOMarkが、リコーイメージングのフルサイズ機 ペンタックス K-1 センサースコアを掲載しました。総合スコア " 96ポイント " で総合5位につけるセンサースコアとのこと。

元記事は、価格帯を考えたのかソニー α7R、ニコン D810、ニコン D750、キヤノン EOS 6D比較画像を掲載していますが、以下のようにソニー α7R II、ニコン D810、キヤノン EOS 5D Mark IVと比較したスクリーンショットを貼ってみました。

ペンタックス K-1 センサースコア
  • 総合スコア : 96ポイント
  • 色深度 : 25.4bits
  • ダイナミックレンジ : 14.6Evs
  • ISO高感度耐性 : 3280ISO

総合スコアが " 96ポイント " で、これまでペンタックス デジタル一眼レフはAPS-C機しかラインアップしておらず、ペンタックス K-5 IIs の " 82ポイント " を大幅に上回るスコアで、DxOMarkデータベース上ペンタックスカメラ最高スコアとなっています。全体的に見ても総合5位で、ソニー α7R II、ニコン D810に次ぐセンサースコアとのこと。ちなみに先日公開されたキヤノン EOS 5D Mark IVのセンサースコアは91ポイントとなっています。

K-5 IIsと比べると各項目は上回っているのですが、フルサイズセンサーになった恩恵なのでしょうか、劇的にISO感度耐性が向上したと指摘しています。1208 ISO → 3280 ISO

元記事では、α7R IIとD810と比較した箇所があるのですが、項目別では幾分差はあるものの、全体的な似たようなスコアで、ペンタックス K1はバランスの良いフルサイズ機に仕上がっている印象です。グラフではα7R IIではなく同じ画素数のα7Rで比較しています。でもそれを見てもペンタックス K-1の素養の良さが分かる結果で、DxOMarkは画像品質はテストしたレンズ交換式フルサイズカメラの中で最高であると結論付けています。

加えて価格設定や防塵・防滴・耐寒仕様ボディをはじめローパスセレクターなどの独自機能も評価しています。