リコー「1億画素 ペンタックス 645は、今後の可能性の1つとして検討している」
Pentax Forumsが、CP+2019 リコー 商品企画部 岩崎徹也氏 日本語インタビュー動画「CP+ 2019 Pentax Interview」をYouTubeに公開しました。関連記事も掲載しています。
基本的にCP+2019 リコーイメージング セミナーステージ映像で語った内容と重複している箇所が多く、新たに語った中で興味深かったポイントをピックアップしてみようと思います。
ペンタックス 645 の行方 (12:50あたりから)
- 645レンズに関しては、現在ユーザーの声、645をどうしていくのかを含め検討している
- 1億画素というのは当然話に出ており、今後の可能性の1つとして検討している
- 現在の645の市場、これからの645をどういう様にしていけば良いかを考えてアップデートをしていく
ペンタックス Q の行方 (14:42あたりから)
- 多くのユーザーがいる事は認識しており、ただ現状はKマウントに集中している状態
- ペンタックス Qに関しては、我々がどうして行くべきか、どうしたらお客様が喜んでくれるか考えた上で方向性を決めたいと思う
今後のレンズ戦略 (13:34あたりから)
- フルサイズ用レンズの戦略としては、K-1を出して高画質で大口径のレンズを揃えて行きたいと思っていて、今まではその辺りに注力していた
- コーティングを変えた「HD PENTAX-FA35mmF2」を出したが、これからからは " 小型 " であるとか、" 使い易いレンズ " であるとか、そういうところもしっかり注力していきたい
- 35mmは新コーティングにより非常に高い効果を得る事が出来たのでリニューアルをしたが、今あるレンズでそのような効果を得られるレンズがあれば、リニューアルをしていきたいと考えている
前半から中盤にかけてのインタビューは、CP+2019 リコーイメージング セミナーステージ映像でも語っていた事なので割愛しました。※今回のインタビューの方が、丁寧に詳細を語っています。
現時点でKマウントに注力しており「K-3 II 後継機 (K-3 IIに代わるモデル) 」と「K-1 II 後継機」が最優先事項なので、645とQをどうするのかリコーがユーザーに指し示すのは少し先の事かもしれません。今回もミラーレスに関する質問も飛び出しましたが、全体的に " ペンタックスはデジタル一眼レフ " で行く姿勢を感じました。※CP+2019 ディスカッションで「今後ミラーレスも含めて検討していきたい」と可能性の1つとしてコメントしていますが…