リコー カメラ事業 他社との連携・出資・売却の可能性に言及「決定すればお知らせする」
リコーが第20次中期経営計画説明会を開催しました。その中でリコーイメージングのカメラ事業に関して、未来に価値ある事業としてして残す模索をしていく事を示唆。他社との連携・出資受け入れなど「お知らせすべき内容が決定すれば、お知らせする。」と明言しています。
スマートビジョン(SV)事業をリコーイメージングに集約
一番下に、SV事業について少し記載しています。PENTAXとGRなどのいわゆる製品カメラはリコーイメージングに機能を集約して、未来に価値ある事業として残す模索を始めます。これは、外部の方々にも力を借りながら進めてたいと考えています。 一方、360度のカメラと光学技術は、デジタルサービスの会社には不可欠なため、引き続き強化をしていきます。※説明要約テキストより
上記のように他社との連携を示唆する発言があり、質疑応答で以下のようなやり取りが記録されています。
PENTAX や GR 等のカメラ事業に関して、未来に価値ある事業として残す模索を行うという説明があった。他社との連携も検討するということだが、出資の受け入れや売却は考えられるか、詳細を知りたい。
弊社のカメラ事業には、GR や PENTAX というブランドを愛していただき、思いを持っていただいているファンがいらっしゃる。このブランドを未来に残していく方法を模索する。考え方に同意いただけるならば、連携や出資の受け入れなども選択肢の一つと考えている。お知らせすべき内容が決定すれば、お知らせする。
売却に関しては相当の決断が必要になると思うので最後の最後になると思いますが、少なくとも他社との " 連携 " と " 出資受け入れ " に関しては選択肢の1つである事を示唆しています。「お知らせすべき内容が決定すれば、お知らせする。」と語っているので、具体的に話が進んでいるのではないでしょうか。