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リコーイメージング 過去3年間の決算公告情報

官報決算データベースでリコーイメージングを検索に掛けてみたら過去3年間の一部決算が分かりました。リコー内でリコーイメージングは、その他という事業グループ中の1つで決算発表時にリコーイメージング単独の業績が分からなかったのですが、この官報決算データベースで決算公告が確認出来たので一緒に見ていきましょう。売上高は非掲載なのですが、純利益、利益剰余金、総資産が明らかに。過去3年間の決算公告になります。

ちなみに決算公告は6月に公開される事が多いので、2021年3月通期決算分は6月に公開されると思われます。

リコーイメージング 決算公告

2020年3月31日

  • 純利益 : ▲6億3700万円 (赤字転換)
  • 利益剰余金 : ▲96億3300万円 (赤字拡大)
  • 総資産 : 111億5300万円 (▲15.65%)

2019年03月31日

  • 純利益 : 3600万円 (黒字転換)
  • 利益剰余金 : ▲89億9500万円 (赤字縮小)
  • 総資産 : 132億2200万円

2018年03月31日

  • 純利益 : ▲5億8700万円
  • 利益剰余金 : ▲90億3200万円
  • 総資産 : 未反映

3年間利益剰余金がマイナスとなっており、しかも総資産に迫りつつある事が伺えます。去年はコロナの影響を大きく受けた年ですから今年の6月に公開される決算公告は上記の " 2020年3月31日 " よりも悪い数字になっている可能性が。

大きな投資をすれば利益剰余金がマイナスになる事がありますが、このマイナスが赤字経営が原因とすると、中期経営説明会で登場したあの話が頭をよぎります。

ちなみに官報決算データベースでニコンイメージングの決算状況を調べてみると…。

ニコンイメージング 決算公告

2020年3月31日

  • 純利益 : ▲25億6005万5000円 (赤字拡大)
  • 利益剰余金 : 1億8609万5000円 (▲93.61%)
  • 総資産 : 40億0299万4000円 (▲47.76%)

多くの日本企業の会計年度は " 4月~3月制 " を採用しており、4月末~5月にかけて年間(通期)決算が発表され、6月に株主総会そして決算広告が行われる事が多い印象。ちなみにリコーは2021年5月7日(金)、ニコンは2021年5月13日(木)に決算発表を予定しています。