リコー「WG-7」発表 Webカメラに対応したタフネスカメラ
リコーイメージングが、タフネスコンパクトデジタルカメラ「WG-7」を正式発表しました。基本スペックやボディデザインは前機種「WG-6」のキャリーオーバーですが、今回新たにUVC規格に対応しWebカメラとしても使えるポイントが特徴となっています。
これまで同様にタフネスカメラとして防水20m、耐衝撃2.1m、耐寒-10℃、耐荷重100kgf を実現し、これまで通りの用途に対応しただけでなく、今回は " Webカメラ " 機能を搭載したところが大きなアップデートと言えそうな印象。「デジタル顕微鏡モード」も健在です。
その反面、2000万画素1/2.3型 裏面照射型 CMOS センサー、ズームレンズ 5-25mm F3.5-5.5 (35mm換算 28-140mm)、9点AF、露出補正 ±2EV、4K動画、シャッタースピード 1/4000~1/4秒、背面モニタ 3.0型 104万ドット ARコート、USB3.0 (Type-C)、HDMI D、6灯のリングライト、マーメードモードなどの基本性能は前機種「WG-6」と同じ。ボディデザイン、サイズ 118.2 ×65.5 ×33.1mm 、質量246g (バッテリー、SDカード含む) も同じです。
カラーバリエーションは、ブラックとレッドが用意されました。「WG-6」で用意されていたオレンジと比べると、「WG-7」のレッドは少し落ち着いた感じの色味となっています。今回はWebカメラ機能に対応し、アウトドアだけでなく室内用途を考慮した色味かもしれません。
すでに公式サンプルムービーが複数本YouTubeに公開されており、上記はLEDリングライトをONにして撮影したサンプル動画になります。実際に使ってみないと分かりませんがこのリングライトは、Webカメラ使用時にも効果を発揮するかもしれません。
あとWebカメラ使用時に三脚に装着する場合、蓋が三脚に干渉するのかオプションのエクステンションアダプター「TE-2」を使用しないとケーブルを装着できない模様。おそらくこの「TE-2」は別売りアクセサリーと思われます。この辺は、ボディをキャリーオーバーしWebカメラに対応させた残念ポイントかもしれません。※リコーイメージング・ストア価格で1,980円(税込)
量販店売り出し価格(税込)
- リコーイメージング・ストア … 49,800円
- ヨドバシカメラ … 49,800円
- マップカメラ … 44,820円
- カメラのキタムラ … 44,820円
- ビックカメラ … 49,800円
2021年7月9日(金)発売予定で、この夏アウトドアで使うにはバッチリのタイミングで投入といった感じでしょうか。