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HD PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED PLM AW 発表 新世代スターレンズ完全新規設計

リコーイメージングが、APS-C対応 KAF4マウント 完全新規設計の新世代スターレンズ「HD PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED PLM AW」を正式発表しました。発売日は2021年8月下旬を予定し希望小売価格は215,000円+税とのこと。予約受付開始は7月21日(水)AM10:00から。

HD PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED PLM AW

HD PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED PLM AW 基本スペック

  • 焦点距離 : 16-50mm (35mm換算 24.5-76.5mm)
  • 開放絞り : F2.8
  • 最小絞り : F22
  • レンズ構成 : 10群16枚
  • 画角 (対角) : 83-31.5° (ペンタックス APS-Cサイズ一眼レフカメラ装着時)
  • マウントタイプ : KAF4
  • 最短撮影距離 : 30cm
  • 最大撮影倍率 : 0.24倍
  • フィルター径 : 77mm
  • 光量調節方式 : 電磁絞り完全自動絞り
  • 絞り羽根枚数 9枚 円形絞り
  • 絞りリング : なし
  • 三脚座 : なし
  • レンズフード : PH-RBN77
  • レンズキャップ : O-LC77
  • レンズケース : S120-150
  • 最大径x長さ : 84mm x 117mm
  • 質量 : 712g (フード付:750g)
  • 使用温度 : -10~40℃
  • 使用湿度 : 85%以下(結露しないこと)
  • 同梱アクセサリー : レンズフード PH-RBN77、レンズキャップ O-LC77 、 レンズマウントキャップK、レンズケース S120-150

新世代スターレンズ

新世代スターレンズとして " 完全新規設計 " を謳ったAPS-C対応 大口径標準ズームレンズとのこと。光学設計を一新し、完全新規設計する事により絞り開放から高い解像力と高いコントラストを実現しているとプレスリリースに掲載しています。

レンズ構成図

特殊レンズは、非球面レンズ2枚、EDガラス1枚、EDガラス非球面レンズ2枚、異常低分散ガラス1枚を採用する事でズームン全域の収差を抑制している模様。 高性能マルチコーティング " HDコーティング " を施す事によりゴースト・フレア耐性も高めているレンズになります。

このレンズはリミテッドレンズではないですが、リコーイメージングは数値では表現できない空気感や撮影する悦びなどにこだわりを持つメーカーだけにこのレンズに期待しているペンタックスユーザーさんは多いのではないでしょうか。

PLM(Pulse Motor)を採用し高速静音AFを実現

PLMはパルスモーターの略でこのレンズは最新のパルスモーター(ステッピングモーター)を採用し高速静音AFを実現しているとのこと。最短撮影距離は30cmを実現しており特徴の1つとして挙げています。

電磁絞り機構を採用

絞り機構は " 電磁絞り " を採用し高精度な露出制御を可能しているそうです。ただし電磁絞りに対応しているデジタル一眼レフとの組み合わせが前提。最新のデジタル一眼レフ APS-C フラッグシップ機「PENTAX K-3 Mark III」や「PENTAX KP」「PENTAX K-70」との組み合わせでは動画撮影時のフォーカス駆動音・絞り動作音にも配慮している模様。

防塵・防滴仕様

ペンタックスやOMデジタル オリンパスカメラ・レンズの防塵防滴仕様は競合メーカーに比べて群を抜いた性能を実現していると思いますが、今回の「HD PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED PLM AW」も高い耐久性・信頼性を実現している模様です。

レンズ前面には汚れに強いSP (Super Protect) コーティングを採用し、マニュアルフォーカスは快適に操作できる操出量とトルク感を実現しているとのこと。

公式サイトの「PENTAX K-3 Mark III ユーザーレビュー」は 順調にレビュー数を伸ばしており、多くの「PENTAX K-3 Mark III」ユーザーさんはこのレンズの購入を検討しているのではないでしょうか。