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リコー中期経営計画説明会「カメラ事業はリコーイメージングに集約して再出発」

リコーイメジングは、いわゆる " 工房体制 " 的な方向の新事業体制に舵を切きりました。リコーが3月3日に第20次中期経営計画説明会を開催し、その資料を見てみるとカメラ事業に触れていたので一緒に見ていきましょう。

中期経営計画

成⾧投資を加速する一方で、事業再生と分類した事業について少し説明を加えます。

新陳代謝加速として、コンシューマー領域の戦略の再検討を実施しています。 先日発表したように、カメラ事業はリコーイメージングに集約して再出発しています。 デジタル手法を駆使して、お客様とデジタルに繋がり、工房的なものづくりによって未来に価値あるブランドへ生まれ変わらせます。

ベクノス事業は、コロナウイルス感染症の影響を受け、旅行の機会が激減しています。 大きく事業の見直しが必要となっていましたが、今回、事業終息の決断をしました。

産業プロダクツ事業は、現在沢山の技術やコンポーネントを有しています。 今後の世の中のトレンド、自社の強みを見ながら、事業の選択と集中を実行していく過程にあります。※リコー中期経営計画説明会資料 (説明要約テキスト) より

すでにリコーイメージングが新事業体制に移行する事を発表済みで、先日の「GR IIIx Urban Edition」発表で国内における新たな販売体制をはじめ " 工房 " 的な打ち出し方を実感した方は多いのではないでしょうか。リコーイメージングはCP+2022に不参加だったものの先日ペンタックス主催の「一眼レフミーティング 2022」を開催し、GRの方もファンイベントを開催を計画中です。あと4月上旬にユニクロが " ペンタックス・GR Tシャツ " を発売予定。

今回の中期経営計画説明会で " 未来に価値あるブランドへ生まれ変わらせます " と強めの表現をしているだけに、リコーの強い意志を感じます。