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ペンタックス フィルムカメラプロジェクトを立ち上げ フィルムカメラを開発へ

リコーイメージングが「フィルムカメラプロジェクト」を立ち上げた事を発表しました。フィルムカメラの新機種の開発を検討している事を明らかに。専用ページも立ち上がっています。

リコーイメージング株式会社(代表取締役社長:赤羽昇)は、PENTAXブランドにおいて、新たにフィルムカメラの開発検討を行う「フィルムカメラプロジェクト」を開始することをお知らせします。 昨今、若年層を中心に人気が再燃しつつあるフィルムカメラを、リコーイメージング/PENTAXが長年培ってきた技術を継承した新たな製品として提供することで、国内外のフィルムカメラファンの皆さんにカメラや写真を楽しむ新たな選択肢を広げることを目指します。昔からフィルムを楽しんでこられた方々、そしてこれから新たにフィルムを手にしてみたいという新世代の方々に向けて、新製品開発に伴い、アフターサービスをはじめとした「安心」もお届けしたいと考えます。※プレスリリースより

このフィルムカメラプロジェクトは新型フィルムカメラを開発するでなく顧客とのコミュニケーションそして共創していくく事が目的とのこと。進捗状況もワールドワイドで伝えていくとしています。

リコーイメージングは、2022年1月に"生まれ変わります"と宣言しました。国内では新たな取り組みとして、デジタル・オンラインでのコミュニケーション強化やクラウドファンディングへの出品、PENTAXクラブハウスの開設など、ファンの皆さんの声を、よりストレートに聴かせていただき、その気持ちに寄り添った製品を作り販売していくといった、今までの常識に捕らわれない"挑戦"を続けてまいりました。また、全世界で数量限定の特別モデルを展開するなど、"工房的"ものづくりで実現したプロダクトのご提供を開始しています。

この度、新たな "挑戦"として、デジタルとは違った楽しみを提供するため、PENTAXブランドにて新たにフィルムカメラ開発へのチャレンジを宣言させて頂きます。この宣言は、弊社がフィルムカメラの新製品発売をお約束するものではありませんが、人が自然の空気と光に忠実である限り、フィルムカメラファンの方は必ずいらっしゃると信じているゆえの宣言です。一度終了したフィルムカメラを開発することが、どれだけ困難なことかは認識しています。我々は検討のスタートラインに立ったに過ぎません。

各種イベントやデジタルなコミュニケーション(SNS等)を通じてファンの皆さまの声を聴かせて頂きこちらからも可能な限り開発状況のアップデートを行っていきたいと思います。皆さまの応援・賛同、時にご批判も頂きながら、共創の精神で、新たなフィルムカメラプロジェクトにチャレンジできるなら、それ以上に嬉しいことはありません。※プレスリリースより 赤羽昇 代表取締役社長のメッセージ

ペンタックスが一眼レフ宣言を行った時に " DSLR (デジタル一眼レフ) " ではなく " SLR (一眼レフ) " と表現しており、密かにフイルムカメラの復活を心待ちにしていたペンタックスユーザーさんは多いのではないでしょうか。今回開発されるフィルムカメラは、名機の復刻となるのか、名機のエッセンスを加えた機種となるのか、まったく新しいフィルムカメラになるのか気になるところ。ライカも「ライカM6」復刻版をリリースしており、何かしらの流れを感じます。

ペンタックスの独自イベントやオンラインイベント、そしてSNSなどで開発状況を明らかにしていく思われます。ちなみにリコーイメージングはCP+2023 (2月23日~26日) には不参加です。