シグマは、FEレンズをシェア次第では市場投入する? 現時点では計画なし
Sony Alpha Rumorsが、シグマは現時点でソニー Eマウント フルサイズ用 FEレンズを市場投入する計画はないと噂しています。ソニー Eマウント フルサイズ機が人気を博しシェアを取れるかどうか、見定めているそうです。
- ソニー α7シリーズ愛用者は、Aマウントに供給される素晴らしいシグマのArtレンズ 50mm F1.4 DG HSMが、Eマウントにも対応してくれたら良いと思っていることだろう
- …がそれに関する悪いニュースが飛び込んできた
- Sony Alpha Rumors読者が、シグマのマネージャー Paul Pizzano氏に連絡を取り確認を取ったのだが、彼は " 今のところEマウント フルサイズ レンズを製造する計画はない " と語ったそうなのだ
- " いつの日かシグマがFEレンズを市場投入するかもしれないが、NEXラインからEマウントフルサイズを市場投入したのと同じくらい、Eマウントフルサイズ機とFEレンズのフルライナップを完成させようとするソニーサイドの強い姿勢が必要になってくる (結構意訳しています)"
- " 現時点で(Eマウント フルサイズ機とFEレンズは)非常に限られたラインアップで、ソニーが消極的なようだと、我々はFEレンズに投資することは出来ない "
- 要するにシグマは、Eマウント フルサイズ機が人気機種になるのかどうか、様子見しているのだ
以前、シグマ 山木社長もインタビュー記事で「レンズメーカーとして、出来るだけ多くのマウントをサポートしていくのが我々の使命と思っているが、リソースに限りがあるのも確かで優先順位を付けていく必要がある…でもFEレンズはサポートしたいと思っている」と語っているので、シグマが参入しても収益を得られるぐらいEマウント フルサイズ市場が確立していたら充分可能性はあるのではないでしょうか。
そういえば、シグマのミラーレス用レンズ DNシリーズも、とくに日本市場でミラーレス機が市民権を得てそれなりの市場が出来てから市場投入された気がします。今後α7シリーズ以外にもEマウント フルサイズ機が登場してくるのかどうか気になるところです。